ロンドンで見つけた珍スポット・マイナーな見どころまとめ

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ロンドン・イギリス生活

ロンドンで過ごしたこの数年間で、いろいろなものを発見してきた。大英博物館やビッグベンその他のメガ・観光地の陰で、ひっそりと存在するマイナーでニッチな面白きものたち。

この記事では、これまで独断と偏見でセレクト・紹介してきた、ロンドン内の変わり種スポットを紹介していきたいと思う。好奇心をくすぐられること間違いなし。

※美術館や博物館関連のリンクは、イギリスの美術情報を発信する姉妹サイトロンドンアートめぐりに飛びます。

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キメラや標本に囲まれてお酒が飲める博物館

見出しがカオスになってしまったが、事実を言っているだけなのでしょうがない。その名も「Museum of Curiosity」。バーに小さな博物館が併設される形となっている。小さいからと言って侮るなかれ。量と質で攻めてくる。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。※博物館の入場は有料

(閲覧注意)ロンドンで一番不思議で不気味なバーに行ってきた。
ロンドンで一番、と言っても過言ではないほど不思議で奇妙なバーを発見したので、行ってきた。※この記事には刺激的な内容・画像が含まれています。標本や骨、セクシュアルなもの、虫耐性のない方は閲覧注意です。「Museum of Curiosity」
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フリーメイソン博物館

おそらく世界一有名な秘密結社、フリーメイソン(実際、フリーメイソンは別に何も秘密にしておらず情報をオープンにしているので、秘密結社かどうか微妙)。

その博物館がロンドンにあり、フリーメイソンで使われていた品物の数々が見られる。用途が謎な物も結構あった。

※入場無料

ロンドンのフリーメイソン博物館に潜入して不思議なお宝を見てきたよ
ロンドンのフリーメイソン博物館にとうとう侵入してきたぞー!!フリーメイソンとは日本語では友愛結社とも訳される秘密団体。成立時期ははっきりとはわかっていないが、16~17世紀に誕生したという説が強いようだ。また、イギリスにはその前身として石工

ヨーロッパの最古のヒンドゥー教寺院@ロンドン

なんと、ロンドンにはヨーロッパで一番最初にできたヒンドゥー教寺院があるのだ。多民族国家のイギリスを代表するような建物だ。かなり貴重なスポットと言える。

実際の行事に使われており、信者の人も普通に訪れる場所なので、観覧の際は静寂を守り、場所を尊重することが大切。

※入場無料

ロンドンのヒンドゥー教寺院は異世界に迷い込んだような空間
ロンドンにヒンドゥー教寺院があるらしいと知った。何でもヨーロッパで一番古いヒンドゥー教寺院だという。まさかイギリスにキリスト教以外の宗教建築があると思っていなかった。「誰でもウェルカム」とサイトに書いてあったのでいそいそと見学に出かけた。2

大英博物館だけじゃない! 超ミニのエジプト専門博物館

古代エジプト文化の遺物を展示している場所としては、大英博物館が有名だが、実はロンドン大学が運営する古代エジプト専門の小さな小さな博物館がある。

私もロンドンで暮らし始めて3年経ってからあることに気づいた。スペースは本当に狭いのだが、とにかく展示されている物の量と幅広さが半端ではない。古代文明に興味のある人なら何時間でも費やしてしまえる。

※入場無料

ロンドンで古代エジプト専門のミニ博物館を発見!その興味深い展示内容とは?
以前レポートした、標本と骨だらけの博物館、グラント・ミュージアムのすぐそばに、古代エジプト文化専門のミニ博物館があるのを発見した。その名も、The Petrie Museum of Egyptian Archaeology。グラント・ミュー

都会の公園でノラ孔雀が闊歩する空間

ロンドンには緑豊かな広い自然公園が多くあるが、その中でもノラ孔雀がうろうろしている公園はこのHolland Parkだけ。また園内にはKYOTO GARDENという日本式庭園も併設されている。

松や灯篭のある日本的風景に孔雀が佇むという、奇跡のような光景をなぜかロンドンで見ることができる不思議なスポットである(運良くその場所に孔雀がいればだが)。

ロンドンには「野生の孔雀がたくさん歩き回る公園」がある
ロンドンに、野生の孔雀がうじゃうじゃしている公園があることは、あまり知られていない。 高級地にある自然公園 西ロンドンの超高級住宅街、ハイ・ストリート・ケンジントンに位置するHolland Park(ホランド・パーク)。 2016年秋に、この敷地内にデザインミュージアムがリニューアルオープンした。もともと東ロンドンにあったものだ。 リス、孔雀と触れ合える そして、散策しているうちに、多数...

イスラムと西洋が融合した美しい貴族の屋敷

フレデリック・レイトンというイギリスの芸術家がいる。「フレイミング・ジューン」という代表作で知られる、画家・彫刻家である。

彼は画家で最初の貴族となった人物である。だが、男爵の爵位をもらった翌日に亡くなってしまったので、1日しか貴族になれなかったというエピソードが伝えられている。そんな彼のロンドンの家は、現在レイトン博物館として公開されている。

中にはアラブ風のタイル装飾で覆われた「アラブの間」があり、イスラム調の要素と西洋の貴族趣味が融合した一風変わったインテリアとなっている。彼の作品もいくつか見ることができる。

※入場は有料

「フレイミング・ジューン」レイトンの豪華絢爛な屋敷がロンドンに隠れている
このオレンジ色の衣服をまとい眠る美女の絵は「フレイミング・ジューン」というタイトルの作品。プエルトリコの美術館にあるが、つい最近(2017年3月)までロンドンに来ていた。一時的に作者の家に戻ってきていたのだ。イギリスの画家・彫刻家、フレデリ

ロンドン版奈良公園(触れ合えません)

ロンドン版奈良公園とでも呼ぶべき、鹿だらけの公園(というかもうただの野原と森)がある。ロンドン中心部からは結構離れた場所にあり、野生の鹿の群れがそこら中にいる、広大な自然公園。

ここの鹿は純粋に野生で、人に慣れているわけではないので、触ったり近づくのは厳禁。都心の喧騒から離れた自然散策にはもってこいの場所だ。

王の狩猟場:ロンドンの「鹿公園」リッチモンドパークの散策がおすすめ! 
ロンドンの郊外に、リッチモンドパークという巨大な自然公園がある。「奈良公園ワイルドver.」とでもいうべき、野生の鹿たちの楽園となっている場所だ。 今回はその魅力を、実際に撮ってきた写真・動画とともにお伝えしたい。 王の鹿狩り場であった土地 リッチモンドパークはロンドン南西の郊外(ゾーン4)にある広大な公園。リッチモンド駅から徒歩20分くらいだが、バスも通っている。 面積は9.55k㎡...

古代ローマ時代の劇場と近代美術を同時に見る

こちらは、他の名だたる美術館におされて、あまり知られていない隠れた名所。

ここはもともと、800年前には市役所として使われていたホールで、その横には美術館が併設されている。20年ほど前、なんと地下に古代ローマ時代の円形劇場が眠っていることが明らかになり、現在はその一部を地下の展示室で見ることができる。

美術館では、イギリス発祥のラファエル前派の作品を多く含んだ絵画の展示を行っている。

※入場無料

ロンドンの隠れた宝を探る〜ギルドホールの古代円形劇場と名画美術館
ロンドンには多数の美術館があることで有名だが、あまり知られていない名観光地/美術館もたくさんある。この記事ではそのうちの1つであるギルドホールと、そのギャラリーについて紹介したい。約800年の歴史を持つギルドホールロンドンのオフィス街である

生物や動物、解剖学が好きな人のための博物館

生物系の展示が多く見られる博物館としてはロンドン自然史博物館の右に出るものはないが、この博物館もクオリティの高さ、好奇心のくすぐり度では負けていない。

ネズミからゾウ、どころか、古代のサイからプランクトンまで、ありとあらゆる生物の化石や標本、ホルマリン漬けが所狭しと並んでいる。

※入場無料

動物の骨と標本だらけの博物館@ロンドン:グラント・ミュージアム
私が「ロンドンの生物系・解剖系博物館」でイチオシしたい、穴場な博物館、それが「グラント・ミュージアム(Grant Museum of Zoology)」である。ここでは豊富な写真で、ツアーのようにその見どころを紹介していくよ。Grant M

ブラジルに迷い込んだような異空間

上記のスポットに比べると、スケールはかなり小さいが、時間と暇を持て余している人におすすめ。ロンドンの中なのに英語が出てこない、めちゃくちゃディープな一角である。

詳しいロケーションは秘密なので、熱い興味がある人はSeven sistersで探してみてね。

ロンドンの中の異空間:ポルトガル語が飛び交うブラジル人街に行ってきた
この度、私はロンドン内でかなりディープな一角を見つけてしまった。ロンドンに住み始めて3年半経つが、今まで行ったスポットの中で「秘められ度」はここが一番かもしれない。 ロンドンの隠れたブラジル人街 友達が「建物1つ全部ブラジル人街になっている場所がある」と教えてくれたので、どんな空間なのかを見るために行ってきた。降り立ったのは、セブンシスターズという北ロンドン(ゾーン3)のエリア。 駅から数分...

ぜひロンドンに来たら、お決まりの観光地だけでなく、こうした場所にも足を延ばしてみてほしい。

イギリスの変わったお祭りについてはこちらをどうぞ。

チーズ転がしだけじゃない!イギリスの変な祭り10選
イギリスの「チーズ転がし祭り」は、変な祭りの代表格として知られているけれど、最近、ロンドンで「パンケーキ・レース」というものが開催されるらしい、と知った。 パンケーキを焼いているフライパンを持ちながらレースするらしい。しかも「パンケーキ・デイ」という伝統の祭日があり、その日にレースをするんだとか。そんなのがあったのか……。 実は私が知らないだけで、もっと変な祭りがいろいろあるのではないか? と...

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