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英語学習について考えたことや、英語に関する豆知識など。

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jail(刑務所、監獄)はなぜイギリス英語でgaolと書く?読み方は?

アメリカ英語とイギリス英語の違いで、よく語られるのがスペルの違いである。color(アメリカ英語)- colour(イギリス英語)とか、center(アメリカ英語)- centre(イギリス英語)などは代表的な違いとしてよく挙げられる。 イギリスで使われる単語の中でも、私が初めて知った時に特に衝撃を受けたものがある。「拘置所、刑務所、監獄」を意味する単語「jail」の古いイギリス版スペル「gao...
2021.12.24
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日本語の緑と青の混同と、英語の起源における緑と黄色と青の混同についての話

普段英語で生活していると、改めて日本語について気づくことがある。先日は、「そういえば、日本語では緑のことを『青』と表現することがよくあるな」とふと気づいた。 青信号とか青りんごとか、隣の芝生は青く見える、とか。「青々とした」という表現も、日本語では緑を指している。英語ではそれらは「green light」「green apple」「The grass is always greener on t...
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ファイバー=5ポンド?イギリスで使われるお札やお金のスラングを紹介

以前、「イギリスのポンドは現地では違う呼び方が使われることがある」という記事を書いたが、今回は金額に関するイギリスのスラングについて。 5ポンドと10ポンド 5ポンド札のことはファイバー(fiver)、10ポンド札のことはテナー(tenner)という。カジュアルな言い回しである。 おそらくこの2つがここに挙げたスラングの中では一番見聞きするものでないかと思う。とはいえ、私は日常的にそこま...
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エドワードのあだ名はなぜテッド?英語人名の短縮形の謎を解く

英語圏の名前には、さまざまな短縮形がある。それをニックネームとして、また本名として使っている人は多い。 例としては、Michael(マイケル)をMike(マイク)、Christopher(クリストファー)をChris(クリス)、Jonathan(ジョナサン)をJon(ジョン)など。たいていの場合、これだけでなく1つの名前に対し複数の短縮形がある。 元の名前とかけ離れた短縮形やニックネーム だ...
2021.02.21
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ヨハネがジョン?プラハがプラーグ?英語ではこんなに違う地名や人名

イギリスで英語で生活していると、西洋圏の地名や人名などの固有名詞が、日本語で慣れているものとは違う読み方で発音されているものに多く遭遇する。日本語では、現地での読み方(英語以外の読み)を採用している場合が多々あるからだ。 渡英してからしばらくは、「おお~この名前は英語になるとこうなるのか!」という驚きの連続であった。特に私は美術が好きなので、キリスト教の聖人名や芸術家の名前など、自分が親しんでい...
2020.12.06
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ロンドンの気になる駅名・地名(後)異国やパブを起源とするもの

前編の記事「ロンドンの気になる駅名・地名(前)その歴史と由来を探る【なぜそんな名前に?】」に続いて、ロンドン内で由来が気になる駅名をピックアップしてその起源を探ってみた。 後編となるこの記事では、その中でもロンドン外の地名が含まれていたり、パブ由来であったりするものをまとめた。一口にパブ由来と言っても、そのパブがその名前を採用した経緯もさまざまな背景があって面白い。パブの名前が地名・駅名になると...
2021.04.24
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ロンドンの気になる駅名・地名(前)その歴史と由来を探る【なぜそんな名前に?】

ロンドンで日々使っている駅には、よく考えてみると「なんでその名前になったんだろう?」と思うものが結構ある。 そこで、今回は独断と偏見でロンドン内の駅の名前をピックアップし、その由来を調べてみた結果を発表する。 駅名は基本的にそのエリアの地名や道、橋の名前などからつけられていることも多いので、駅名の元となった地名の由来も追える限り追ってみた。地下鉄、オーバーグラウンド、DLR、鉄道など、ロンドン...
2021.01.29
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イギリスのニュースを読むために知っておきたい、ちょっと特殊な頻出単語

英語のニュースには、さまざまな固有名詞が出てくる。企業名や製品名などもそうだが、その国特有のものの呼び方や略称がついている単語も結構ある。 英単語をどんなに覚えても、こういう単語は「実際に出会うまで知ることのできない」言葉である。 この記事では、イギリスのニュースによく出てくる、イギリス特有の表現がされている特別な単語をいくつか紹介していきたい。こちらに住んで日々ニュースに接していればすぐに慣...
2020.12.06
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「アメリカ英語の方がイギリス英語より古い」は本当?その詳細を解説

アメリカ英語とイギリス英語には数々の違いがある。発音の仕方もかなり異なるし、スペルの違いや単語の意味の違いまで、その差異は大きい。 以前、「アメリカ英語の方がイギリス英語よりも古い英語であり、今のイギリス英語は最近発展したものだ」というのをどこかで聞いたことがあった。 どうやらこれはある程度一般に広まっている(?)説のようだ。 本当のところどうなのか気になったので調べてみた。結果、「基本合っ...
2020.10.18
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