快適なイギリス生活のために日本で手に入れるべきもの5選

広告
ロンドン・イギリス生活

渡英当初、イギリスで手に入らない日本の商品が恋しくなる時が来るだろうとは思っていた。思ってはいたが、それが何かはわからなかった。

イギリスに5年住む間に、「やっぱりこれ必要だな……」となったものや「日本から持ってったら生活の質が向上した!」と思うものが徐々に発見されてきた。

というわけで、今回は私が独断と偏見で選ぶ「イギリス生活のために日本から持ってくるべきもの」を5つ紹介したい。主に女性向けかな。

全在外邦人の課題なのと、書けばきりがないことから「日本食関連」は外させてもらった。

広告

食品用ラップ

個人的に堂々の第1位がこれ。イギリスの食品用ラップは本当に質が低い。しばらくこっちのラップを使ってから日本のラップを使った時に感動しすぎて一瞬で信者になった。今では帰省のたびに毎回大量に持ち帰っている。

その思いの丈をぶつけまくった記事はこちら。

日本からイギリスに持ってくるべきキッチン用品第1位はサランラップ

広告

日本の炊飯器

やはり米の民族である我々にはちゃんとした炊飯器具が必要だったのだ、とイギリスのライスクッカーなるものを使って思った。

こちらのライスクッカー、安いものを買ってしまうとでき上がりは美味しくないし、保温も十分にはできないし、本当にただ米を炊くだけのモノ、という感じ。高品質のものを買えばもっとちゃんとしているのかもしれないけど、高いお金出すなら日本の炊飯器を買ったほうが良い。日本の米には日本の炊飯器。

これは我が家の愛機。3年以上使っているけど、まだまだ元気に米もお粥も煮込みも蒸しも全部やってくれるエース。

イギリスの安いライスクッカーを使った後だと、この機能の多さもそうだけど、ただ炊いただけの米の美味しさ、お粥の美味しさ、そして保温も予約も調理時間も決められる便利さに感銘を受ける。

電圧に気をつけるべし

ただし、海外生活のために日本の炊飯器を買う時は、住んでいる国の電圧を調べてから買わないといけない。

イギリスの電圧は220-240Vなので、それに対応しているものを買うこと。他のヨーロッパの国は220〜230Vが多いのだが、230Vまでの家電を買ってしまうとイギリスでは使えないので注意(実際には使えるという話も聞いたことあるけど、危険だと思う。責任は取れない)。

コンセントの形も日本と違うけれど、こちらはいくらでも日本→イギリスの変換アダプタがあるのでそれで補えばいい。ただ電圧が対応していないと変圧器(高い)を買わなければいけなくなるので、すでにイギリスでも使える電圧帯のものを選んだほうが良い。

L字型カミソリ

これね、実はイギリスで見かけない。全部T字型ばっかり。L字型、地味に使うよね。顔とか。

オンラインではいくつか見つかるけど、よくあるチェーンのドラッグストアの実店舗とかでは見かけたことがない。日本ではどこでもあるのにね。

オンラインで買ってもいいんだけれど(アマゾンでは売っていた)、住所がちゃんと定まっていない時や、急に必要になった時に手に入りにくいので、必要な人はいくつか持ってきておいた方がいいと思う。

下着(ブラジャー)

(画像はあげられないぞ)

これは完全に私の主観なんだけど、同じカップ数でもイギリスの方がでかくてブカブカになる&アンダーがでかい?(日本のブラのつもりでつけると悲しいことになってしまう)のと、なんだか着た時の形が違う……のだ。

ちなみに私の場合は、イギリスのブラジャーのカップ数は日本のものから2サイズ落ちた。単に形が違うから大きく感じるだけなのかもしれないけど、日本の下着と同じサイズを着けると隙間がすごい(悲)。イギリスで下着を買う時はいつも以上にしっかり試着してから買うことをおすすめする。

どっちにしろ形が気に食わないので、日本で買うほうが安心できるし選びやすい。というわけで帰省の時に買うものには下着も入っている。

椿油


美容系は合う人合わない人分かれるので一概におすすめできるものでもないんだけれど、これはちゃんと使えばあまり合わないって人はいないかなと思ったので。

イギリスは水が硬水である地域が多く、私の住むロンドンは全域がバリバリの硬水地域。硬水で髪を洗うと傷みやすい。さらに、ロンドンはなんだか風が強い日が多いので、少し外に出るだけで絡まりまくってボッサボサになることが多い。

こっちで買ったいろいろなトリートメントを試してみたが、どれもそれだけでは劇的な改善にはつながらなかった。自分に合うトリートメントを見つけるにも時間がかかる。

そういえば日本で使っていたな……と椿油を思い出し、入手して使うこと数ヶ月、髪の毛の質が相当健康になり、美容師さんにも褒められた。

いろいろなトリートメントや整髪剤より、一番効果が見られたのが椿油であった。

日本ではこれ以外にも効くトリートメント剤や美容液はあったんだけれど……国が変わって水も変わって、合うものを見つけにくくなったところに、椿油は救世主であった(といってもまだ日本のときのようなサラッサラの髪には戻せていないんだけど。ひどかった前の状態よりかなりマシになった)。

私はお風呂上がり、タオルドライした後の髪に直接なじませる他、安い櫛を買って椿油を染み込ませ、ニセつげ櫛みたいにして使っている。イギリスで髪の荒れ具合が気になる人はお試しあれ。


他にも細かいものを上げると際限がないのだけれど、ここらへんが私が日本の製品とイギリスの製品で大きな違いを感じた代表的なもの。これからイギリスに住むという人はぜひ参考にしていただけたら幸い。

コメント