イギリスに来てから好きになった食べ物をあげていく

2018年2月21日食文化

イギリスに来てから、味覚に変化が起きた。

イギリス料理がまずすぎて舌がどうにかなったんじゃないか、と思う人もいるだろうが、そういうことではない(舌の感度は確かに落ちた。それは認めるけど)。

今回は、イギリスで3年過ごしているうちに好きになった食べ物を紹介したい。

イギリス料理はまずいか美味しいかといえば、数年住んだ感想としては、両方である。美味しいものもたくさんある。観光客として来たらまずい部類に入ることは確かだ。

その理由についてはこの記事をどうぞ。うちのブログで一番読まれている記事でもあります。

好きになった、と言っても、「嫌い→好き」になったものと、「普通→好き」になったものがある。単純に国が違えば同じ食材でも違うレシピがあり、美味しい料理に出会ったり、日本では手に入りにくい食材がこちらではどこにでもあるなど、理由はさまざまだ。

まずは苦手だったのに好きになったものから。甘いものをあまり食べないので、スイーツ系は載せていない。あしからず。

肉&フルーツ系ソースの組み合わせ

©Peter Stetson

もともと、酢豚のパイナップルとか、キーマカレーのレーズンとか、料理に果物が入っているのがあまり好きではない。だから西洋料理でよくある果物のソースを肉につけて食べるというのも、どうも敬遠していた。

だが、こっちにきてそういう料理を食べる機会が増えたせいか、味に慣れたのか美味しく感じるようになった。

イチオシが、ターキー×クランベリーソースである。これはよく見る組み合わせで、イギリスではクリスマス前後はこのサンドイッチがカフェなどに出回る。

クランベリーソースと言ってもジャムとは違い、そんなに甘くはない。クランベリーの香りと酸味に、ほんの少ーし甘みが混ざって、淡白なターキーとよく合うのだ。

その他にも、レストランやパブではビーフやラムに果物のソースが付け合わせで出てくることもある。

羊肉


羊肉は日本で食べられる場所が限られるから、ということもあるんだけど…。日本で多いのはマトン(大人の羊)かな。ジンギスカンなども。マトンは匂いが強すぎてどうも私はそんなに好きではない。たぶん今も。

日本で美味しい羊肉を食べたこともあるけど、あまり…という経験も多かったため、ちょっと抵抗があった。

だが!!イギリスでは羊肉と言えばラム肉(子羊)。臭みも少なく、調理法によってはとっても柔らかく仕上がり、大変美味しい。どこのスーパーでも普通に売っている。

値段は鶏豚に比べれば割高だが、日本よりずっと手に入りやすい環境にある。だからレストランにもラム肉のメニューは多い。グリルやステーキはもちろん、ロースト、シチューなど。こちらに来てから、ラム肉が大好きになった。

イギリスの2大国民的フードとも呼べるインド料理とトルコ料理でも、ラム肉はよく使われている。ラムのインドカレーはとても美味しい。

ハンバーガー

日本にも美味しいハンバーガーショップがあることは知っている。肉屋が直接経営していて、和牛のパテを出すお店にも行ったことがある。

そういう特別な店以外は、どうしてもジャンクなだけであまり美味しくないハンバーガーの選択肢が多い。いわゆるチェーンの、マックとかモスとかバーガーキングとかね。まずくはないけど、特に食べたい!とはならないというか…。

なので、日本にいたときはほとんどハンバーガーを口にしなかったし、食事の選択肢にあがることもなかった。

しかし、イギリスに来てからハンバーガーを前に比べたらかなり頻繁に食べるようになった。こっちには美味しいハンバーガーショップがチェーン店でもたくさんある。

牛肉!!と主張してくる肉汁たっぷりのハンバーガーは病みつきになる。フライドポテトが付け合わせについてくるし、高カロリーで非ヘルシーであることには変わりないのだが。

美味しいハンバーガーチェーンはこちらにまとめたので、イギリスに来る時は参考にしてね。

さてここからは、普通→好きになったものを紹介したい。

パイ

イギリスでパイと言えば、甘いパイもだが、食事用のパイが有名だ。典型的なパブフードでもある。

形も惣菜パンのようなものから、写真のように円形のもの、具材にマッシュポテトを乗せただけのものまでさまざま。

中身はチキン&マッシュルームの煮込み、ビーフ/ラムシチュー、かぼちゃと野菜の煮込み、ハムとポテトなど、レストランやパブによって多岐に渡る。ちなみに、あのネットで悪名高い魚の頭が突き出ているパイは見かけたことすらない。

 例のパイ©Krista

一度、イギリス人に「これイギリス料理なんでしょ」と画像を見せたら「キモイ…なにこれ」と言われたことがある。本当にイギリスで食べられているのか謎は深まるばかりである。限られた地方の料理なのかもしれない。

食事系のパイは単純に日本ではあまりお目にかからないから、イギリスに来てから食べるようになったのだが…。だいたいどこでも美味しいので、「困ったらパイ」という重要な選択肢の一つになっている。

ケバブ

ケバブとは、肉のグリルと生野菜と主食(パンや米)を一緒に提供するトルコ料理。

日本にもケバブショップがどんどん増えてきており、日本にいたときに食べたことは何度かあったが、感想は「まあ普通」「こんなもんか」であった。と言っても食べたのはもう5年以上前だから、今は美味しいケバブ屋もあるのかもしれない。

イギリスのケバブ屋の数は、日本の比ではない。日本のセブンイレブンなみの頻度であると言っても決して言い過ぎではない。

そして日本のケバブよりジューシーで美味しい!
安い多いうまいの三原則をそろえており、どこにでもあるので、イギリス旅行で食べ物に困ったら皆ケバブを食べよう!

ケバブの肉はラムとチキンの2種類があって、渡英当初はチキンばかり食べていたが、ラムの美味しさに目覚めてからはラムばかりである。店によっても味つけが少しずつ違い、美味しいケバブショップはとっても肉が柔らかく、シャキシャキのサラダとの相性も抜群だ。

付け合わせはフライドポテト、パン、ライスなどがあるけれど、私はお米が好きなのでライス派(ライスはないところも多いのでちょっと悲しいけど)。

いつかロンドンの美味しいケバブショップを紹介する記事でも書こうかと思うくらい、イギリスに来てからケバブにハマってしまった。

ロゼワイン

和食が好きなので、日本にいたときに飲んでいたお酒はもっぱら日本酒か焼酎、あとハイボールだった。

だがイギリスでは、日本酒や焼酎なんて日本の3倍、目の飛び出るような値段だし、そもそも扱っているところが限られている。深みのあるスコッチウイスキーはハイボールには向かない。

イギリスで一番安い価格帯のお酒はビールとワインである。なのでイギリスに来てから、そもそも飲む酒の種類ががらりと変わった。

その中で見つけたのがロゼワイン。私はワインは全然詳しくないが、甘いのが苦手でドライな辛口が好きなので、だいたい白の辛いのを選んで飲む。

イギリスでは、何十種類ものロゼが、スーパーで簡単に手に入る。値段も赤、白と同じである。ロゼはすっきりとした飲み口で、ドライなのも割と多いので、最近はロゼを飲むことが多くなった。やっぱりピンク色はグラスに入れた時も可愛いしね。

ドライの白でも鉄板のピノ・グリージョにはロゼもあり、かなりドライなのを飲みたいときはいつもこれ。


上記はイギリスでも美味しい食べ物たちである。イギリスに来たらぜひトライしてもらいたい。