日本で英語を勉強するときの具体的な対策5つ

2018年5月9日

英語初心者の人に向けて、日本にいながら英語を勉強するためのコツとおすすめの対策を教えるよ。

私が実際やったことの中から、おすすめの方法5つを注意点を交えながら紹介。

目的としては「読む」「書く」「聞く」。
というのは、「話す(喋る)」訓練は、日本国内で普通に暮らしていたらとても難しいと私は感じているからだ。私は日本にいるときは「読む」「書く」「聞く」に特化して訓練していて、話すのはイギリスに来てから圧倒的に飛躍した。

話せるようになるのは慣れの部分がかなりある。だから一番上達しやすいのは英語で毎日話すこと=英語圏に住むことだと思っている。
日本では、仕事で毎日使う、英語で意思疎通する友達/パートナーがいるなどでなければ、英語を喋る機会はほぼない。

日本で「英語を話す」練習については、他のエキスパートの方々が有用な情報をいろいろ発信しているだろうから、それらを探してもらいたい。

英語を習得するために必要な要素

さて、英語を習得するのに必要なことは何か。

それは、

「使う必要に迫られる」か、「大好きなものに英語で触れる」か。

これがすべて。これがないと、どんな方法をとっても失敗しやすい。人間は興味のないものや必要のないものはやらないようにできている。

つまり、「英語=目的」ではなく、「英語を使って何かをする」ということ。

英語を特別視せず、英語に触れるのに慣れること。いかに日常生活に英語を溶け込ませるか。

だから、これから挙げる方法も、自分は興味が持てないと思ったらやらなくていいし、または興味のある対象に置き換えてみてね。

大前提として

文法は大事。

文法に特化しすぎな日本の英語教育には反対派だけれど、「文法は大切」であるのは事実だと思う。英語を第二言語として学ぶ人は、完全なネイティブのようには学べない。だから、効率よく骨組みを頭に叩き込む必要があるのだ。それが文法だ。

持論だけれど、英語ができるようになるには、

  • 「文法」
  • 「単語やイディオム」
  • 「日々の使い方(ネイティブがしているような使い方)」

の3要素が必要。この3つはどれも外せない。

文法が全くダメな人は、そもそもここに書いた対策も辛くなる可能性の方が高い。文法も勉強しながら、またはある程度できている状態で取り入れよう。

あとの2つ、「単語やイディオム」「日々の使い方」を覚えるのには、これから挙げる方法が役に立つ。

また、読む進める前に、できればこの記事を最初に読んでほしい。英語を学ぶのに見逃されがちだけど、本当に大切なこと。

英語に取り組みやすくするための5つの方法

携帯やパソコンの設定を英語に変える

これは「必要に迫られる」状態を作るため。
このご時世、おそらく、英語圏ネイティブが一番見ているのはスマホやパソコンの画面だと思う。それと同じ状態を自分でも味わってみるといい。だいたいのボタンの配置やアプリの名前は覚えているだろうから、それらが英語になると「こんな単語を使うのか」「こんな表現をするのか」など発見があるはず。

LINEひとつ送るにしても、何かを検索するにしても、電話をするにしても、英語表示。最初は変な感じがするけど、すぐ慣れる。知らない単語でも、携帯やパソコンは毎日見るものだから、繰り返し出てくればすぐに覚えられる。

言語交換アプリなどで英語圏の友達を作る

これは「必要に迫られる」と「好きなものに触れる」半々かな。「話をしたい」「話を聞きたい」と思う英語圏の人を見つけるのが大事。

Hello Talk」など言語交換アプリを使ってネイティブとつながるのもいい。日本語を学びたい英語圏ネイティブはたくさんいて、相手は比較的簡単に見つかると思う。ただ、日本人女性を狙う日本人フェチの人が出会い系として使っている場合もあるので、相手は注意深く見極めよう。

もちろんネイティブじゃなくたって、自分が「この人と話をしてみたいな」と思う人ならどんどんつながったらいいと思う。逆に興味を持てない相手ならいくらネイティブでも続かない。

私はこのアプリで相手を見つけて、その後はLINEに移って5~6人のグループを作り、英語で毎日会話していた。英語は、相手のフレーズなどをそのまま真似して使ってみたり、わからないことがあったら聞けばいい。日常の雑談なので、略語やスラング、日常会話の表現を学ぶいい機会になる。

普通に日々の雑談をしたり、英語のことを聞いたり日本語を教えたり。だんだんお互いのことをよく知るようになると、ちょっと深い話をしたりもした。

そんなことをしているうちに、英語のチャットがだんだん日本語で打つのと同じスピードになってくる。「〇〇の時はこう返す」の色々なパターンが頭に蓄積して、指が勝手に動くようになるのだ。これを口に出したものが、会話である。チャットに慣れると、会話へも移行しやすくなる。

 

さて、ここから残り3つは、「好きなものに英語で触れる」パターン。

洋画を英語音声・英語字幕で見る

これは洋画に限らず、興味がある映画やテレビ番組、アニメなど何でもいいのだが、一番いいのは英語音声・英語字幕。次に日本語音声・英語字幕、そして英語音声・日本語字幕の順だ。

ただ、最初は耳と目が忙しいかもしれないから、セリフを思い出せるとか、ストーリーを明確に覚えているとか、それくらいお気に入りのものを見たほうがいい。

英語字幕を追っていると、自分の英語の聞き取れていなさに絶望したりもするのだが、だんだん耳が慣れてくるのと、よく出る言い回しにも慣れてくるようになる。そうするとより理解が速くなってくる。

私は洋画の他に、好きなジブリの映画を英語音声・字幕で見てみたりしたのだが、声優のイメージがだいぶ違ったりして「うう…違う…こんなはずじゃない…」となったので、思い入れがある日本作品だと諸刃の剣かもしれない。

興味ある日本のニュースを英語で読む

海外のニュースを英語で読むのもいいけれど、違う国のことってあまり頭に入ってこない。もちろんその国のことが大好きで大好きで知りたいならいいだろうけど。

結局、自分が住んでいる日本の情報の方が大事だし興味があるわけで。
なら、その日本の情報を英語で読んでみよう。

日本のニュースを英語で発信している媒体は多数ある。

Japan TimesJapan TodayNHK worldなどなど。又は、Times、BBC、Guardian、CNNなどなど、各国のニュースサイトで取り上げられている日本のニュースを探してみてもいい。

ニュース内容を読むのが辛かったら、何が書いてあるかトピックを確認したうえで、コメント欄を読んでみるといい。いわゆる「海外の反応」である。

各国の人の意見でにぎわっていて面白いし、肩ひじ張らずに読める。日本人と違う視点を持っていたり、または日本人と全く同じ感想を持っている人、さまざまな価値観に触れられる。

ちなみにYoutubeのコメント欄なんかも面白いのでおすすめ。

英語での読書は実はくじけやすい

英語の本も、興味のあるものを読めばいいと思う。が、普通に成人が読む本を英語で読むのはかなりレベルが高い。わからないことだらけで途中で疲れてしまう可能性が高い。というか普通の本を英語でスラスラ読めるくらいの人は、この記事に書いてあることは必要ない。

文字だけの本というのは、実は結構難易度が高い。映像は、音声以外の視覚的な要素からかなりの文脈を読み取れる。絵本や漫画などもそうだ。だが文字だけの本は、それ以外に理解度を深める術がない。

なので、視覚的な助けがある簡単な本を読もう。子供の頃に大好きだった絵本とか、挿絵がある子供用小説とか。英訳された漫画で好きなものがあったりなんかしたら最高だ。今は日本の漫画はかなり英訳されているものも多いから、選択肢は広いんじゃないだろうか。

私はこの段階の時は、大好きな「星の王子様」をよく読んでいた。あと好きな画家の挿絵付きのアリスとか。

あとは「ペンギンリーダーズ」などのように、レベルごとに200語=レベル1、400語=レベル2…などのようにレベル別にわけた小説シリーズなんかもあるので、それを目安に本を選んでみてもいいかも。

いきなり普通の洋書に挑戦して諦めて投げ出してしまうより、続けられるものを選ぶ方がよほどいい。

とにかくハードルを下げまくるのが大事

要は、英語に触れる時間をとにかく1秒でも増やすことが大事だということ。でも、「さあ〇〇と□□をやるぞ」「1日〇ページ/〇時間/〇単語やるぞ!」だとたいてい続かない。目標とか義務とか勉強とかを意識しないレベルで、自然に入り込めることが大事なのだ。

なので、できることから始める。興味のあるトピックだけに絞る。とりかかる時に気持ちに負荷がかからないように、できるだけハードルを低くするのが重要だと思う。

方法は一つじゃないし、自分に合わない方法はさっさと切り捨てて、興味のあるもののところへ行く。

この中で良さそうだなと思ったものを試してみて、「面白いな」「またやりたいな」と思ったらしめたもの。好奇心は学習の一番の原動力だと思う。

英語

Posted by Sara