英単語を脳内翻訳ではなく、感覚で覚えるための方法を紹介するよ

2018年3月4日

イギリス在住でも、日々英語は勉強中だ。一生終わることはないだろうな、と思う。

特に、知っている英単語の量が英語の理解度には直結すると実感している。特に英語を聞いているとき。人間の脳というのは不思議なもので、知らない単語だと耳も音を拾えないのだ。だからあまりに知らない単語が多いと、内容だけでなく、単純な音すら拾えなくなる。

英単語を脳内で翻訳してから話す/聞くのではなく、「感覚で理解する」ようになると、英語力は高まる。

「英語を感覚で理解する」とは

例えば、英語があまりできない人でも、「英語を頭ではなく感覚で理解する」ことは知っている。

「アップル」と言ったときに「リンゴ」という文字が頭に浮かぶ人はいるだろうか。りんごそのもののビジュアルが浮かぶ人が多いのではないかと思う。これが「感覚で理解する」ことだ。日本人なら、日本語ほぼすべての語に同じ感覚を持っているはずだ。

「apple→リンゴ→ああ、あれね」という脳内翻訳からの理解ではなく、「apple→ああ、あれね」と感覚で理解するということ。

感覚で理解できる単語の数が増えてくれば、英語力をかなり押し上げてくれる。

試行錯誤する中で、英単語を「感覚で理解する」コツを発見したので紹介したい。きわめてシンプルだ。

ただ、万能な方法ではないので、英語を学ぶときの選択肢の一つとして参考にしてくれたら幸い。注意点も後で書くので見てほしい。

英単語を画像検索する 

それは、「わからない単語を画像検索する」こと。視覚情報で理解するのだ。

視覚情報の効果はかなりすごい。例を見てみよう。

「ガーディアン」紙のニュースから一部抜粋。
Gas and electricity prices may have to rise further, warns industry body

Britain’s big six energy suppliers are under pressure to pass on more price hikes to consumers’ energy bills, the industry trade body has warned.

Npower, EDF and Scottish Power have already announced price rises for millions of customers, blaming a mix of rising wholesale costs, installation of smart meters and government policies paid for through bills. British Gas has frozen prices until August, while SSE and E.ON have yet to declare their intentions.

 

内容はガスや電気の料金が今後上がるかもしれない、という話だ。

だいたいの基礎単語には有効

特に名詞なら多くのものに適用できる。この文章から、黄色で囲った名詞「supplier」を検索してみる。


宅配業者の画像がたくさん出てきた。

その前の「energy(エネルギー)」と合わせると「エネルギーの配達人」となるので、もうここで意味が推測できる人も多いだろうが、今度は「energy supplier」と画像検索してみよう。

ブリティッシュ・ガスなどのガス会社や電気会社のロゴがたくさん出てきた。そう、energy supplierとはガス会社、電気会社などのエネルギー供給会社のことである。

上でそのあとに出てくる熟語、「price hike」という言葉も検索してみる。priceは価格のことだ。ではprice hikeとは?

価格や値段が上がっていることを示す図がたくさん出てきた。もうおわかりのとおり、price hikeとは値上げのことである。

文字だけの訳語を見るより、ずっと頭に入ってきやすかったのではないだろうか?

今度は緑で囲った動詞の「declare」を検索してみる。

この画像を見ると、大声で何かを叫ぶ人や演説している人の画像が出てくる。

declareは「宣言する、発表する、意思表示する」という意味だ。「強く何かを主張している」という大まかな意味はこの画像でつかめたのではないだろうか?

注意点:専門用語、レアな言葉には使えない

政治、科学、歴史、分野問わず、いわゆる専門用語や難しい言葉には使いにくい。あまり普段使われない言葉もだ。

例えば、「accolade」という単語。専門用語ではないが、頻出単語ではない。レベルとしては英検1級以上の単語だという。

先日こんなニュースを読んだ時に出てきた。

Japan beating Scotland at its own game to become whisky world leader

日本のウイスキーが、スコッチウイスキーよりも世界的に評価されているという記事だ。

Brands like Suntory winning accolades and besting traditional competitors they once emulated

その導入文で「accolade」が使われていた。さっそく画像検索してみよう。

この検索結果だけでは何を指しているのかわからない。accoladeとは、「栄誉、賞賛」などの他に、コンペティションなどでの「受賞」という意味も持つ。

上記の例文は、記事内容を読むと「サントリーなどのブランドが(ウイスキー界で)賞を受賞している」という文脈で訳すことができる。

これは画像検索がうまく生かせない例だ。このように、画像検索は万能ではない。

まとめ:有効な使い方とは

この方法は、「英単語を感覚で理解する」ためにはかなり有効だと私は考えている。

だが、しっかりした定義は文字で調べたほうがやはり正確だ。

なので、この方法は「何度も見ている/勉強しているのに、どうしても意味が覚えられない単語」に使ってみるといい。文字情報だけよりも記憶しやすくなるはずだ。

英語

Posted by Sara