英語ができる最大のメリットは「情報収集に差がつく」こと

広告
英語

英語ができるようになって得られる最大のメリットとは何だろうか。世界中の人とコミュニケーションできるとか、仕事の幅が広がるとか、いろいろあるだろうけれど、私が思う一番のメリットは、

得られる情報の選択肢が格段に増えること

である。

広告

情報量が段違い

日本にしかないものを除けば、ありとあらゆる情報は、圧倒的に英語で書かれているものの方が多い。

インターネット上で使われている言語ランキング(2019年)によれば、

  1. 英語(約11億人)
  2. 中国語(約8.6億人)
  3. スペイン語(約3.4億人)
  4. アラビア語(約2.3億人)
  5. ポルトガル語(約1.7億人)
  6. インドネシア語/マレー語(約1.6億人)
  7. フランス語(約1.4億人)
  8. 日本語(約1.2億人)
  9. ロシア語(約1.1億人)
  10. ドイツ語(約9200万人)

と、まあ当然ながら英語がダントツだ。単純計算で、英語で得られる情報量は日本語の9倍あるのだ。

1つ例をあげるとすれば、先月、このブログの訪問者数がある日を境にガクンと急に落ちた(現在は回復した)。尋常ではない落ち方だったのでまず日本語で調べてみたら、多くのサイトで同じ現象が同じ時期に起きていたらしい。グーグル検索が大幅な検索順位のアップデートをしたようだ、という見方が出ていた。

しかし、それが起きた日から2週間後くらいまでは、それ以上の情報は得られなかった。つまり、どういうアップデートだったのかとか、ネット全体で動きがあったのかとか、そういったことはわからなかった。

同時進行で英語でも探してみた。すると数日後には「前回のグーグルのアップデートで何が起きたのか」をまとめた/検証した記事がアップされ始めていたのである。

広告

情報源へのアクセスが速い

英語が読めれば、日本語訳が世に出るのを待つよりずっと早く生の情報にアクセスできる。

英語から日本語への翻訳は時間がかかる。私も翻訳の仕事を多少しているのでわかるが、翻訳は正確な情報を伝えようとすればするほど、思っているより時間がかかるものだ。英語を読んで理解するのと、日本語に訳しだすのとではかかる労力と時間が全く異なる。

海外の情報が日本語訳として出てくるのは、本情報よりだいぶ後になってからなのだ。

海外のニュースは今やほぼリアルタイムで日本語訳されているが、それでも追加情報を頻繁に追おうと思ったら、原文を見たほうが早い。だから、英語圏の歌手や俳優の大ファンだったり、ガジェットマニアでアップルやアンドロイド製品の新作情報を探しているとか、海外の情報に興味がある人は、英語が上達する速度が速いだろうと思う。

もちろん、情報源はネット上の情報だけではない。生身の人だってそうである。英語でコミュニケーションをとれたら、もっと多くの「生の口コミ」に触れることだってできる。

日本のニュースを英語で読んでみるのも面白い

私は日本のニュースがイギリスでどんな見方をされているのか見るのが好きで、よく読んでいる。一番の目的はコメント欄である。

ニュース本文は、まあ多少その企業の色や方向性が見える時もあるけれど、基本的に日本のニュースと大幅に変わることはない。ただコメント欄では、イギリス人の一部がそのトピックに対してどう考えているかを知ることができるから面白い。

日本に関するニュースのコメント欄では、大多数が一般のイギリス人があーだこーだ言っているのに対して、日本に住んでいるイギリス人が出てきてリアルな現況を説明したり、トピックに全く関係なく「日本の捕鯨は反対だ!」と一人相撲する人が現れたりして、結構カオスになっていることもある。

世界には同じトピックでもいろいろな意見や立場、見方があるんだなと実感する。


英語を上達させるのは確かに大変だ。すぐに身に着くものでもないので時間もかかる。私もまだまだ日々勉強中の身である。

でも今英語を勉強している人は、1日1つ単語を覚えるとか、文法を1つ理解するとか、ほんの少しでもいいから、継続してほしい。それが積み重なった時には、絶対自分のメリットになって返ってくる。

日本で英語を勉強する時の具体的な対策5つ

英単語を脳内翻訳ではなく、感覚で覚えるための方法を紹介するよ

コメント

タイトルとURLをコピーしました