米と味噌と醤油がないと生きていけないので、日々和食を自炊している。
最近日本食がブームで取り扱う日本食材が増えてきたとはいえ、イギリスにはないものもある。
イギリスには何があって何がないのか、目安に書いていく。
前提として、日系スーパーにいけば、「手に入らない」カテゴリのものでも大部分は手に入れられるので、ここではイギリスのスーパー事情ということで。
目次
意外と手に入りやすい日本食材(普通のスーパーにも割と売っているもの)
- 日本米(なぜかsushi riceという名前で売られている場合がある。別に酢とか入っているわけではなく普通のコメである)
- 醤油、みりん、米酢など基本の調味料
- のり
- カニカマ
- 豆腐(売っているが、日本のものとは違うこと多し)
- いくら、カニの身(レア)
- しいたけ(レア)
- その他キノコ。しめじやえりんぎなど(レア)
- 日本のビールやウイスキー
※最後の4つは同じチェーンスーパーでも店舗や規模によって取り扱いの有無が異なる。
スーパーではあまり売っていないが、マーケットや八百屋には売っているもの
- 大根(スーパーでも売っているところもあるが、レア)
- 白菜(同上)
- チンゲン菜(同上)
- 日本のほうれん草
- 内臓(モツやハツ、砂肝、タンなど。ブッチャーズと呼ばれる肉屋に売っている確率高し)
どこにもないもの
- ごぼう
- スライス肉(塊かミンチしかない)
- こんにゃく
- 魚のすりみ
- ピーマン(緑のパプリカはどこでも売っているが、苦くない。ピーマンとは違う)
- 山芋
- 海藻全般
- 当然だが日本のお菓子など
※これらも、日系やアジア系スーパーにいけば手に入る。高いけど。
また、日本ではメジャーな洋食も意外となかったりする。→イギリスでは手に入らない? イギリスでマイナーな日本の洋風食品とは?
ロンドンの主要な日系スーパー
上記のような日本食材が欲しい時、頼りになるのが日系スーパーだ。日本の食材をずらりと取り揃えた、在英邦人には宝の山のような場所である。
また、韓国や中国系のスーパーで日本食材を置いているところや、馴染みの食材が手に入る場合も確率もかなり高い。
こちらは韓国系スーパー内の一角。味噌やさまざまな種類の豆腐など、日本人には嬉しいものがずらり。
ロンドンの主要な日系スーパーは以下の通り。
rice wine
住所:82 BREWER STREET, SOHO, LONDON W1F 9UA
ロンドンのセンターにある。安さならここがナンバーワン。小さいお店だけど、一通りのものはそろっている。鮮魚などは売っていない。惣菜もあり。
Japan Center
住所:19 Shaftesbury Ave. London W1D 7ED
ロンドンのセンターにあるお店。上のライスワインと近い。
あらゆる食品はもちろん、調理器具や日本の雑誌までそろう。鮮魚や鮮肉コーナーもある。刺身を売っているのはありがたい。惣菜もあり。あんぱんなど日本ならではのパンも買える。ただ割高。
T.K Trading
住所:Unit7 The Chase Centre, 8 Chase Road, Park Royal, London NW10 6QD
ロンドンの西側にあるお店。
ここも品ぞろえはとてもいい。食品、器具、雑誌、雑貨など。オンラインショッピングサービスも充実。惣菜もあり。
Atariya
魚介、寿司に力を入れている。ロンドン内にいくつか店舗があり、寿司レストランが併設されている店もある。魚を買うならここかな。ただ中心部に店舗がないので私はあまり行ったことがない。その他肉、野菜、日本食材、調味料なども売っている。
Natural Natural
オーガニック食材も売っている日本食材店。フィンチリーロードとイーリングコモンの2ヵ所にある。日本の食品(惣菜、生鮮含む)、飲料、新聞などを扱っている。
同じ企業グループが日本人経営のマッサージ店、トリートメントサロンなども持つ。
ちなみに、イギリスの主なスーパーの種類についての説明はこちらを参照。
イギリスの食材について、さらに掘り下げた記事もあるので、以下もぜひご覧いただきたい。
イギリスの野菜事情についてもっと詳しくはこちら。
肉事情はこちら。
魚事情はこちら。
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