ノルウェーは他のヨーロッパの国とは違う不思議な国だった

2017年9月15日旅行レポ, ノルウェー

1週間ほど、ノルウェーに行ってきた。

ノルウェー第二の都市、ベルゲンの空港に降り立ち、そこからフィヨルド(氷河によって形成された複雑な地形の入り江のこと)を見にドライブで地方を巡った。今回は都市旅ではないので、オスロにはいかなかった。

ノルウェーは、今までに行ったヨーロッパの他のどの国とも違っていた。その「違い」をここでは語っていこうと思う。

ベルゲン空港で見たもじもじしているトイレマーク。かわいい。

ノルウェーには人がいない

人がいない。都市部であるベルゲンには多少は観光客はいたが、観光客も他の国の都市より少ない。9月は確かに夏のピークではないのだが、それを差し引いても明らかに人が少なかった。

ゆったり見て回れるので、都会の喧騒に疲れた人にはとてもいいかも。

ベルゲン自体も、とても小さい街だ。ノルウェー第二の都市とはいえ、間違っても、「東京が首都で、第二の都市が大阪」のような日本人の感覚で思っていてはいけない。日本の地方都市より小さいからだ。

ベルゲンの街の様子はこちらから。

ベルゲンを離れて、地方に行くと、本当に人っ子一人いない。家は見えるのに人はいないとはどういうことだ…と奇妙な感覚に襲われた。

この旅行では、人との触れ合いよりも自然に圧倒された思い出の方が強く残った。

ノルウェーの外食事情の記事で詳しく書いたが、ノルウェー人は外食もほとんどしない。外にあまり出ないのかもしれない。

ノルウェーの人口はなんとたったの523.3万らしい。すっくな!!ちなみに日本は1.27億人、イギリスは6564万人である。

皆が皆フレンドリー

会う人会う人皆、すごくフレンドリーだった。空港のパスポートコントロールから、工事現場の人に至るまで。

おしゃべりな割合の人も多いように感じた。こんなに寒い国なのに皆朗らかなんだなあ、と思ったのを覚えている。

ノルウェーは世界でも突出して幸福度が高い国だ。2017年の国連の世界幸福度ランキングでは1位だった。幸福度が高いとこうなるのかな…?

他の国にはないセブンイレブンとサークルKがある

ヨーロッパでは見かけないセブンイレブンがノルウェーには大量にあった。

いや、まあおおもとのアメリカの店舗も日本とは違うし当たり前なんだけどね…思わず知っているコンビニを見つけて興奮してしまった。あと価格がたっかい。

物価がヨーロッパの中でも高い国

普段イギリスに住んでいる私でも、びっくりするくらいすべてのものの値段が高かった。詳しくはこちらを読んでいただきたい。

またノルウェー料理についてはこちらを。外食も大変高いので、知っておいて損はない。

ノルウェー人と飲んでノルウェーのことをいろいろ聞いてきた

B&B(ベッド&ブレックファースト=民宿)に泊まった際に、オーナー夫婦が自宅のバーカウンターに飲みに誘ってくれたので、お酒をいただきながらいろいろ話をした。

なぜ英語ができるのか?

北欧の人はヨーロッパの中でもとりわけ英語がうまいとされる。ノルウェーでも世代、職業問わず皆が英語を喋れるし、発音もネイティブ並みな人も多かった。

それはなぜ?と聞くと、「教育だと思う。6歳ころから学校で英語の勉強が始まるから」という答え。

日本の英語教育について、「私が子供の頃は、英語の授業は13歳(中学校)からだった。最近は11歳くらいからになっているらしいけど、日本人は英語が話せないんだよね」というと、「それは遅すぎる。語学を習得するのは若ければ若いほどいい」という意見をもらった。

「学校で習っても、英語で話す機会は日常的にあるの?」と聞くと、「全然ない」とのこと。「だから、観光客を見ると、英語を話せる!と思ってワクワクするの」と奥さんは笑っていた。

この言葉、ドイツ人の夫も前に言っていたな…。

飲酒習慣について

ノルウェーのお酒事情は、ヨーロッパの中でもかなり変わっている。

詳しくはこちらの記事に詳しく書いた。

ではノルウェー人はお酒を飲まないのか、というとそういうことでは全くないらしい。

速度制限は「相手のことを考えて」のこと

ノルウェーでは、自動車の速度を測るオービスが至る所に取り付けられていて、取り締まりもかなり厳しいらしい。

道路上で見た制限速度は時速70kmが最高で、それより上は見かけなかった。場所によっては速度上限なしというドイツから来た夫にとっては不思議だったようで「なんでこんなに法定速度が低いのか」と尋ねていたが、それは「速く走ってもし事故を起こした場合、相手へのダメージがひどくなるから」なのだという。

速度に気をつけるのはもちろん自分の安全のためでもあるが、まず「相手のため」と考えるのが、ノルウェー人の考え方なのだという。

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