ノルウェー旅行での食事と「ピザ屋には行くな」!

2017年12月4日

ノルウェー旅行に行ったので、そこで食べたものを紹介する。

最初に言っておくと、今回の旅では大変残念なことが起きてしまった。

  • 食文化の面でイギリスが恋しくなる(私はロンドン在住)
  • 中華料理屋に行ってしまった

この禁忌ともいえる2つを経験してしまったのだ。前者は今まで思ったことがない。なんだか悔しささえ覚える。

私は旅先ではなるべく現地のものを食べたいと思っているので、普通中華料理屋などにはいかないのだが、ノルウェーは絶望的にレストランが少ない。特に地方。もう何も他に選択肢がなく、入ったのだった。中華は普通に美味しくて満足した。

こうした特殊な外食事情と物価の高さについて書いたので、読んでない人はこの記事をぜひ先に読んでもらいたい。

※ここで出てくる通貨単位クローネとは、ノルウェーの通貨ノルウェークローネを指す。ユーロではない。

レストランでカード払いするときの注意

ノルウェーでのカード払いは、ちょっと変わっている。小型のカードスキャナーを店員がテーブルまで持ってくるのだが、そのスキャナーには値段が表示されている。

普通なら、カードを差し込むかスキャン→暗証番号をいれる という流れだが、ノルウェーではなぜか、カードを差し込む前に客がもう一度値段を入力しないといけない。

この値段入力の時に、チップをあげたければチップを加えた合計金額を入力する。

チップはいるのか?

チップは必須ではない。ファーストフードやカフェなどではまずチップはいらないし、レストランでも特別いいサービスでない限りあげなくていい。

要は、チップをあげたくなるくらいのサービスだ、と自分で思ったらあげればいいし、あげなくても何も思われない。

ベルゲンで一番安いレストラン

ノルウェーの都市、ベルゲンに泊まったときのこと。レストランを探していて、どこもロンドンの2倍くらいの価格であることに恐れをなした私は、評判がいい且つ私が探せた中で最低価格のレストランで夕食を食べた。

2人で850クローネ(=85ポンド=約12000円)であった。

これで最低価格というのが驚きだが、雰囲気もよかったし、味も抜群だったのでここで紹介したい。

まずはビール。イギリスで一般的なパイント(500mlくらい)のサイズはノルウェーではあまり見かけない。

前菜のイワシのスモークとマリネ。マリネはカルパッチョのようで、酸味と甘みのバランスがちょうどいい。

そしてメイン。肉と魚それぞれで3種類から選べるが、私は鹿肉をチョイス。ミディアムレアで仕上げてもらった。

付け合わせはジャガイモのミルフィーユのようなものと、煮キャベツ。

鹿もうまく料理するとこんなに柔らかくなるのね~と感動した一品。それでいて噛みしめると赤身の肉の味がしっかり口の中に広がる。臭みはまったくない。

割とさっぱりしているので、ソースをたっぷりつけてもパクパク食べられる。

ジャガイモのミルフィーユもクリームとあえてあるのか、グラタンのようにトロトロで美味しかった。

これは夫の頼んだビーフ。
細かく裂いた牛肉をマッシュルームとあえたもので、まろやかなソースにマッシュルームの旨味が溶け込み、牛肉と抜群の相性だ。日本人ならご飯が欲しくなってしまうかも。


Naboen Bar/Restaurant

住所:Sigurds gate 4, 5015 Bergen

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ミートボールは美味しくはない

田舎町で、カフェに入り昼食をとった時のこと。スウェーデンやノルウェーではミートボールが有名なローカルフードのひとつ。

ロンドンでも北欧のミートボールが食べられるお店はちょくちょくあるが、見た目があまり美味しくなさそうなので、今まで挑戦したことがなかった。せっかく本場に来たので、今こそ食べるべきだろうと思い注文。

これが、ノルウェー・ミートボール。付け合わせはグリーンピースのマッシュとポテト。160クローネ(=16ポンド=2240円)なので、ノルウェー価格にしては安い。

味は…というと、不味くはない。だが、ロンドンで見かけて5ポンドで売っていたとしても他のものを選ぶだろうな、という感じだった。これより美味しいものはたくさん世の中にある。

ソースはまろやかな赤ワインのグレービーソースみたいなもので、とっても美味しいのだ。なのにこの低評価を付けざるを得なかったのは、ミートボール本体があまり美味しくなかったからだ。
ジューシーさはゼロで、肉を食べてる感じがしない。食感はおでんに入っているつみれのような感じ。

この店でしか食べていないので、他のお店では美味しいのかもしれない。でもしばらくいいや、と思った。

ドイツで食べたミートボールの方が肉汁もたっぷりで、ずっと美味しかったな。

※参考↓

これは同じ店で夫が頼んだウイーン・シュニッツェル。オーストリアやドイツでよく食べられているトンカツだ。なぜかシュニッツェルを置いているお店が多かった。

これはミートボールよりはるかに美味しかった。

ピザ屋には絶対に行かないこと

ノルウェーではピザ屋には行くな!と声を大にして言いたい。チェーンのなんでもないようなピザ屋でもレストランと変わらないくらい値段が高いからだ。

だが悲しいことに、ノルウェーでは地方に行けば行くほど店が本当に少なく、あってもピザ屋しかないという現実もある。上記の田舎町のカフェは、その町で唯一ピザ屋ではなかった店である。

私たちはピザ屋に行ってしまって、後悔した。

イギリスの田舎だって確かに店は少ないが、ピザしか選択肢がないということはない。

ファーストフード店にも行った。そこしかなかったからである。名前は「ピッツェリア」だが、ピザ以外にもケバブやハンバーガーなども置いてあり、総合ファーストフード屋という感じ。

そこで食べた「Biffsnadder(biffはビーフのこと)」という食べ物がこちら。ノルウェーの典型的なファーストフードらしい。

薄切りの牛肉とマッシュルームと玉ねぎを炒めたもので、懐かしい味がした。多分シンプルに塩コショウで炒めたものなんだけど、ご飯が欲しくなってしまった。

というのも、薄切りの肉はヨーロッパでは食べられてない。少なくとも私が見た限りでは、ヨーロッパのスーパーで日本にあるような薄切り肉を売っているのを見たことがない。どれも塊である。

ノルウェーでは薄切り肉も食べるのか〜と感動した。

キッチン付きの宿やキャンプ用のコテージが多い

旅の前に、オンラインでノルウェーの宿探しをしているときにやたらと目についたのが、キッチン付きの宿泊所と、キャンプ用のコテージだった。だがそのわけが行ってからわかった。地方だと外食するところがないので、キッチンは必須になるのだ。

それを知らず、私たちは前半はキッチンなしの宿をとってしまった。食べるものもファーストフードが多くなっていたので、もう野菜が食べたい…と思っていたところで泊まった宿がキッチン付きで、野菜シチューなどを作ってなんとか事なきをえた。

高いファーストフードを食べるくらいなら、自炊したほうがよほどいい。がっつり料理するのではなくても、電子レンジさえあれば、パイやパスタなどできあいの総菜をスーパーで買って食べることもできる。

たらこチューブが売っている

魚の卵のチューブ。「キャビア」とは、高級珍味のアレではなく、「魚卵」という一般名詞。味見してみたら、まさにたらこマヨだった。蒸かしたジャガイモとかに絡めてタラモサラダを作りたくなる味。

これはスーパーで15クローネ(=1.5ポンド=210円)くらいだった。安い!イギリスにもほしい!

どうしてこれだけそんな安かったのかは謎。他の魚介は安いわけではない。

ノルウェーの食事で後悔しないための5つの提案

さて、ご覧の通り、ノルウェーでの「美食の旅」は結構厳しい。そこで、これ以上絶望する人を増やさないためにいくつか旅の仕方を提案したい。

  1. 自然を捨て都市部中心の旅行にする
  2. お金はかかるが食事付きのツアーで行く
  3. 都市部の旅行の時は、予算を他のヨーロッパの国の2倍持っていく
  4. 地方に泊まるときはキッチン付きの宿を選んで自炊する
  5. ピザ屋にはなるべく入らない

私は今回、4をしておけばよかったと後悔している。

あなたの参考になりますように。

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