ドイツ人の夫はステーキを焼くのがうまい。まあドイツ人だからうまいってわけでもないだろうけど、肉に対する情熱には「さすが芋と肉の国から来た人だな……」と感心する。
レストランより美味しいので、ステーキを目的に外食に行くことはあまりなくなった。
低温調理が重要らしい。基本的に焼いてオーブンに入れておくだけなので簡単。
準備
所要時間:20~30分前後(オーブンに入れる時間で前後する)
材料:肉、塩、コショウ、ローズマリー(乾燥でも生でも)、調理用温度計、アルミホイル
※ローズマリーはなくてもいいけど、あった方が美味しい。温度計は必須。
肉の選び方:部位はお好きに。我が家では味のしっかりしたリブ・アイがお気に入り。ヒレは柔らか、サーロインも食べごたえがあって美味しい。
厚さは2〜2.5㎝くらいが理想。これより薄かったら焼く時間を縮めればいい。厚いと焼くのに時間がかかる。
この写真はサーロイン。
調理法
1.オーブンを100℃にセットして温めておく。
2.十分に熱したフライパンに油をのばして肉を焼く。タイマーで測りながら30秒ごとにひっくり返す(ひっくり返すのに3〜5秒くらいかかるので、25秒の時にひっくり返すのがいい)。焼く時は蓋をする。
つまり、蓋をして焼く→25秒くらいの時に蓋を開けてひっくり返す→また蓋をするの繰り返しになる。
合計で3分経ったらフライパンからあげる。
3.フライパンからあげたら、塩、コショウ、ローズマリーを両面に適量まぶす。塩は結構しっかり目に。
4.アルミホイルにくるむ。
5.温度計を肉の中心に刺さるようにセットし、100℃に温めたオーブンへいれる。(お皿に乗せて入れると、取り出す時に楽)
6.ミディアムレアの場合、温度計が60℃に達するまで待つ。これでだいたい15~25分くらいかな。肉の厚さや状態によっても違うので、こまめにチェック推奨。
※60℃を超えないように注意。オーブンが100℃設定なのは、肉の温度が急上昇するのを防ぐため。3分に1回チェックできる! という人はオーブンの温度をもっと高めに設定してもいい。
ミディアムレアより焼いたほうが好きな人は、もっと温度があがるまで待つといい。
7.できあがり! オーブンに入れている間が暇なので、その間に付け合わせの野菜を作ったり、にんにくが好きな人はニンニクチップを作ったりしているといい。
中はミディアムレアで、柔らかくてジューシーなステーキになる。
ワサビやホースラディッシュソースで食べるのがおすすめ。赤ワインも忘れずに。
極厚のステーキにも挑戦。
牛タンもさばいてみた。
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