スコットランドの都市エディンバラの中心地にある「whisky experience」では、ウイスキーの製造過程について学ぶことができる。いわゆる工場見学に近いけれど、これが実に楽しかったのでおすすめしたい。
エディンバラの「whisky experience」
製造過程見学ツアーのみ、製造過程見学+テイスティング、など、いくつかコースがある。私はテイスティングもあるコースに行った。
ツアーの時間は決められていて、所要時間1時間ほど。時間に余裕を見て行かれたし。
ツアーは、ディズニーのアトラクションみたいな形式になっていて、ウイスキー樽の形をした乗り物に乗せられて、説明を見て回るのだ。複数言語対応の解説オーディオを渡されるので、日本語でも説明が聞ける。
乗り物から降りると、少しの間解説パネルを見ながらオーディオを聞いて回る。
樽の中で、ウイスキーは少しづつ蒸発していく。その蒸発した分を「天使の分け前(The Angel’s share)」と言う。なんか可愛い。
上の解説パネルに示されている通り、1年、3年、10年、25年で蒸発する量がどんどん増えていく。25年もののウイスキーが超高くなるのは、6割しかとれないからなのね、と仕組みを理解した。
その後、テイスティングの部屋に通される。このテイスティングが楽しかった。
4つの地域の代表的なウイスキーを嗅ぎ比べ・飲み比べる。実際に香りを嗅いでみると、それぞれの地域に特徴があって、全然違う傾向があることがわかる。
ここでは、指でこすると地域ごとの香りを嗅げるシートを渡される。それぞれの違いを確認した後、実際にウイスキーを飲んで、どの地域かを当てるクイズのような形式だった。自分の好き嫌いもわかる。
ツアーが終わると、自分が使ったウイスキーグラスは持ち帰ることができる。これはうれしい。
中には、3000本以上ものボトルがずらり。このコレクションは、ブラジルのClaive Vidizというウイスキーマニアが35年かけて集めたもの。
ツアーを終えてバーカウンターがあるホールに行くと、変わったデザインのボトルコレクションも並べられていた。
犬の形をしたボトル、めちゃくちゃかわいい。欲しい。
中にショップもあって、お土産にウイスキーやおつまみを買える。その場でもっと飲みたい人は、バーカウンターで注文もできる。
エディンバラに行く人には、ぜひこのウイスキー学習、おすすめしたい。1時間程度で少し詳しくなるし、とても楽しく学べるよ。
住所:354 Castlehill, The Royal Mile, Edinburgh EH1 2NE
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