清掃業者を頼んだらバックレられた話@イギリス

2017年5月6日ロンドン・イギリス生活

イギリスでは一般家庭でも清掃会社に掃除を頼むところが多い。うちもその一つである。

最近新しい家に引っ越したので、落ち着いてからある清掃会社に掃除を頼んだのだが、清掃員がバックレたという出来事が起きてしまった。

2週間に1回清掃に来てもらう

以前住んでいた場所では、2週間に1回清掃を頼んでいたので、新しいフラットでも同じように頼もうと思っていた。

もちろん2週間の間、自分たちで掃除もするのだが、水回りなどをやってくれるのは便利だし、時間も仕上がりも自分でやるよりプロフェッショナルだ。

色々な清掃会社があるが、最低2時間からという会社がほとんどだと思う。料金は1時間10~15ポンドくらい。
クリーナーが1人で家を訪れて掃除してくれる。

ドアを開けないといけないので、誰かは家にいる必要がある。

クリーニングに来てくれる人が一般家庭でやってくれるのはだいたいこんな内容である。

  • 全部屋の床の掃除機かけ、モップかけ
  • キッチン、トイレ、お風呂など水回りの掃除
  • あらゆるところの表面の埃はらい
  • ゴミ捨て
  • ベッドメイキング

オーブンの掃除や窓のクリーニングなども、頼めばやってくれる。その場合もう少し時間を延長することになる。

以前の家では、家をシェアしていたフラットメイトが清掃会社と契約してくれていたのだが、そのクオリティがとてもよかったので、同じ会社を使おうと思ったのだ。

当日来ないクリーナー

「Housekeep」という大手の清掃会社を以前のフラットで使って満足していたので、今回もそこを使おうと思った。

新しい家はシェアではなく夫と2人で住んでいるので、私が契約することにした。
全てオンラインでできるとうたっている通り、自分のアカウントを作り、クリーニングの日を予約した。朝9時~9時半の間に来てもらってそこから2時間。

そして当日、掃除用品も揃え、担当のクリーナーを待った。
愛想のいい人だったらいいな、いい人なら継続してきてもらいたいな~とか思いながら。

来ない。

9時半を過ぎても来ない。初めての家だから道に迷っている…?

10時になっても来ない。

…これは…バックレられたな…。

清掃会社から連絡もない。

というのは、このクリーナー一人一人は自営業扱いとなっていて、清掃会社の社員や派遣社員ではない。フリーランスのクリーナーみたいなもので、清掃会社は顧客とクリーナーをつなげるプラットホームなのだ。

つまりクリーナーが会社に黙ってバックレても、すぐに会社にはわからない。

私の方から清掃会社にクリーナーが来ない旨をメールしたら、数時間後に電話がかかってきて謝られた。

やはりうちに来るはずだったクリーナーはふいに姿を消してしまったらしい。

「スケジュールを組み直すから、いつがいい?」と必死な感じで言われ、うーん…と思いつつ、翌週にまた予約した。今度はちゃんと来てくれと思いながら。

やっと来たクリーナーは素晴らしかった

そして2度目の正直で、今度はきちんと予約した時間に来てくれた。
簡単に部屋の間取りと清掃用品について説明した後、作業してもらう。

そして清掃が終わった後の部屋は、素晴らしいクオリティだった。部屋の空気でさえそれまでと違ってさわやかなのだ。

自分でやったのとはまた違う爽快感があるので、定期的にクリーナーに入ってもらうのはいいな、と思った。

この清掃会社の評価は、クリーナーが1度来なかったことでちょっと下がってしまったが、やはり質は高いので、私の中では高評価が勝っている。

イギリスに慣れてしまった?

バイトのバックレなどは日本でも聞くが、イギリスは「サービスがスムーズにいかない率が高い」と思う。

業者がバックレたのはこれが初めてだが、郵便配達は不在票を残さず引き上げてしまったりするし、役所でも空港でも銀行でも飲食店でも、「人によって対応や把握しているルールが違う」というのは何度も見てきた。

その分柔軟に対応してくれることもあるから、一概に全部悪いとは言えないけれど、日本と比べて不便な思いをすることやイラっと来ることもかなりある。

だから今回、クリーナーが来なくても「まあそういうこともあるか…」くらいに思えてしまったのはきっとイギリスに慣れてしまったからなのかもしれない。
寛容と言うより諦めに近い。でもそうしないと、ここで生活するのは苦しくなってしまうだろう。

「風に吹かれる草のようになれ」と昔ある人に言われたけれど、今でもその通りだと思う。