海外生活全般

異文化暮らしには、ある程度の慣れと「ま、しょうがない」が大事という話

一つ前の記事で、イギリス生活の長所と短所をずらずらと書いた。 どの国に住んでも長所と短所はある。日本人として日本の社会システムや生活の良い点に慣れていると、イギリスでは、「なんでこんなことがー!」と叫びたくなってしまうこともある。 ただ、私はこの国で暮らしていて感じる不便さや欠点のようなものの中で、本気で我慢できないほど嫌いでしょうがない、というものはあまりない。口では愚痴ることもあるし、...
ロンドン・イギリス生活

東京とロンドン、個人的に思うそれぞれの暮らしの長所と短所

日本では生まれてから東京に26年間、イギリスではロンドンに5年半住んできた人間として、2つの都市で生活して感じたそれぞれの長所と短所をシンプルに書き並べてみようと思う。 要は、「日本とイギリスのそれぞれの長所と短所」ってことなのだが、「ロンドンに住むことはイギリスに住んでいると言えるのか、と時々考える」という記事にも書いたように、東京とロンドンしか住んだことがないので、あえて都市に絞って比較する...
2020.11.18
ロンドン・イギリス生活

新居に越して食生活が充実したので家での食事がさらに楽しくなった

「ロンドン中心部からやや郊外の住宅街に引っ越し。生活が全体的に向上した」の続き。 新居に越してから、よりバラエティに富んだ食材が手に入るようになって、食事を作るのが楽しくなった。 主な要因としては、以下のような感じ。 格安スーパー~高級スーパーまでさまざまなタイプのスーパー(しかも大型店)が徒歩圏内。日常使う格安食材からちょっとお洒落なデリまでさまざま揃う。 特に格安スーパーの存在...
2021.02.22
ロンドン・イギリス生活

ロンドン中心部からやや郊外の住宅街に引っ越し。生活が全体的に向上した

1か月ほど前に、3年以上住んだロンドンのキングスクロスから、郊外よりの場所に引っ越した。 ロンドンは、中心部から円環状にゾーン制の区分けとなっていて、観光地が集まっている中心部がゾーン1、そこから外側に向かうにつれて、ゾーン2、ゾーン3…... となっていく。 キングスクロスはゾーン1で、どこに行くにもアクセスは抜群だった。大英博物館も徒歩で行けたし(30分くらいかかるけど)。夫の会社がキング...
2020.08.19
イギリスの食文化

イギリスの定番朝食ポリッジ(オートミール)は塩味が推せる

イギリスで定番の朝食であるポリッジ(オートミール)の塩味バージョンを紹介したい。日本人にはあまり馴染みがないこの食べ物、結構不評も目にする。でも、お粥や雑炊に慣れている日本人なら、塩味だと食べられる人も多いんじゃないかな、と思って。 ポリッジとは 日本ではオートミールと呼ばれている、オーツ麦のお粥のこと。どうやらオートミールはアメリカ英語らしい。イギリスではポリッジ(porridge)という名...
2020.10.18
英語

イギリスのニュースを読むために知っておきたい、ちょっと特殊な頻出単語

英語のニュースには、さまざまな固有名詞が出てくる。企業名や製品名などもそうだが、その国特有のものの呼び方や略称がついている単語も結構ある。 英単語をどんなに覚えても、こういう単語は「実際に出会うまで知ることのできない」言葉である。 この記事では、イギリスのニュースによく出てくる、イギリス特有の表現がされている特別な単語をいくつか紹介していきたい。こちらに住んで日々ニュースに接していればすぐに慣...
2020.12.06
お金・経済

街中のATMのほとんどが手数料無料!イギリスのATM事情を紹介

イギリスでとてもありがたいと思っていることの1つに、「ほとんどのATMが無料であること」が挙げられる。この記事では、イギリスのATM事情について紹介しよう。 イギリスのATMの機能は基本「現金引き出し」のみ 日本だと、ATMでは現金の引き出しのみならず、振り込みや預け入れなどさまざまなことができるが、イギリスでは、ATMのメイン機能は「現金引き出し」のみである。 銀行によって異なると思うが、...
2021.02.24
ロンドン・イギリス生活

イギリスに来て知った、はんこのない生活。

イギリスに来てからというもの、当然ながらはんこ(印鑑)を全く使わなくなった。 はんこの代わりにすべてサイン(署名) イギリスでは、契約書や公的書類などの重要書類に記入する本人の印は、すべてサイン(署名)となる。英語ではsignまたはsignature。基本は手書きだが、デジタル署名で済ませる場面も多い。 日本でも宅配便受け取りの際にタブレットに電子ペンでサインするサービスがあると思うが、あん...
ロンドン・イギリス生活

全ミュージアムが閉鎖したロンドンで、美を探す。美はどこにでもある。

新型コロナウイルスでロックダウンになってからというもの、イギリスのミュージアムはすべて一時閉鎖している。 美術や歴史が大好きで、ミュージアムが心安らぐ場所&感動に出会う場所の中心である私にとってこれは痛手だ。年中博物館・美術館を回り、もう1つのブログで展覧会レビューも書いているが、それもしばらくできないだろう。おそらく、オープンしても入場制限が以前より厳しくなるはずだ。 毎日どこに...
タイトルとURLをコピーしました