ロンドン生活に必須のシティマッパーの使い方徹底解説!地下鉄ストにも対応

2018年6月25日

普段使う地図アプリと言えば…?

日本ではグーグルマップを使っている人が圧倒的じゃないだろうか。
グーグルマップは確かに便利で私も愛用しているのだが、ロンドンの交通に限って言えば、「シティマッパー(Citymapper)」の圧勝だ。

なぜなら、乗り物の遅延やロンドンでは問題になっている電車ストにまで対応してくれるから。

その便利な特徴をあますことなく紹介していくよ。

ロンドン在住者全員が持っているアプリ

ロンドンに住んでいる人はもれなくシティマッパーを使っている、と言っても過言ではない。

私も、当初ロンドンに来たときは、会う人会う人に「シティマッパー持ってないの?絶対必要だよ、インストールしなよ」と言われた。

もちろん無料で使える。

確かに、使ってみると、グーグルマップをもしのぐ点がたくさんあった。

オフラインで見られる地下鉄マップ搭載

ロンドンの地下鉄では、電波が通じないので、インターネットが使えない。もちろんWi-Fiも通っていない。

そんなとき、オフラインでも見られる路線図が活躍する。

シティマッパーのHOME画面から下にスクロールすると、「MAPS」と書いてあるセクションに、「Tube(地下鉄)」「Tube/Rail(地下鉄とその他鉄道)」「NIght Tube(夜間運行地下鉄)」の3つの路線図がある。

ナイトチューブとは、週末限定で夜の間も走っている地下鉄だ。ただ夜間運行しているのは全部の線ではなく、限られた路線しかない。詳しくはこちらの記事を参照。

家や仕事場登録ができる

グーグルマップと同じく、家と仕事場が登録できる。出先から家に帰りたいときなど、いちいち自宅の住所を入力する手間が省けるのだ。

その他、「+」ボタンを押すとお気に入りの場所を登録でき、好きな名前を付けられる。

かかる交通費がわかる

自分の現在地からV&A美術館に行くルートを検索してみた。

目的地に行くための運賃が、電車、バス、タクシーなど種類ごとにリスト化される。もちろんかかる時間もわかるのだ。

電車とバスは「何分ごとに運行しているか」「次の便はいつ来るか」などがリアルタイムで表示される。

遅延しているときは「delayed(遅延)」などの表示も出る。

徒歩と自転車はカロリー表示も

上の画像の「Walk」「Circle」を見てもらいたい。なんと消費カロリーまでわかってしまうのだ!

ダイエット中の人には特にありがたい機能。

さすがに100分は歩かないけどね(笑)。

タクシー料金までわかる!

タクシー(Uberサービス)を使った場合のだいたいの費用も計算してくれる。

Uberは個人タクシー運転手をアプリから呼べるサービス。普通のタクシーより安いのがウリだ。

なので黒キャブなど、タクシー会社のタクシーはこれより高くなる場合がある。

Uberアプリと連携

Uberアプリを持っている場合は、シティマッパーから直接Uberアプリに飛べる。

これはUberアプリの画面。事前に登録をしておけば、アプリから支払いをしてタクシーを呼べる。
近くにいる利用可能なタクシーのリストが出るので、すきなものを選んで、「リクエスト」のボタンを押せばいいだけなので簡単だ。

車運転にも対応:道路標示のオン/オフ機能

車を運転する人に便利な機能もきちんとついている。

左上の丸で囲まれたボタンで、車が通れる道路標示のオン/オフができる。

これがオンにした状態。緑のラインが現れたところが、車が通れる場所だ。

ちなみに、地図上の水色のマークは自転車レンタル場、アルファベットのついた赤いマークはバス停だ。

バス停情報もきっちり網羅

バス停の印である赤いマークをタップしてみると…。

バス停の名前(ここでは「Baker Street Station」)と止まるバスの番号、何分以内に来るかが表示される。
「due」とは、現在停車中の意味。

地下鉄ストの時に大活躍

ロンドンでは地下鉄のストが珍しくない。

2016年1月初旬、つまりこの記事を書いている1週間前にも「地下鉄24時間スト」があった。

地下鉄の組合員が待遇に不満をもってストを決行したのだ。ほとんどすべての路線が運行停止し、運行している路線も大幅に本数を減らした。

街中は阿鼻叫喚だ。そもそも、どの駅が閉まっていてどの駅が開いているのか、どの路線が運行しているのかも、ストが始まっても公式発表されなかった。

しかし、ここで役立ったのもシティマッパーだった。

ストの状況をリアルタイムでアップデートし、推奨ルートを表示してくれるのだ。これには感動した。

「Strike Safe」というのが、「スト中でも使えるルート」だ。この時はバスしか手段がなかった。

下の「Disrupted」が使えない路線。地下鉄は全滅だ。

この後、いつも使う路線が本数を減らして復活したのだが、その時も真っ先に表示してくれた。最寄り駅が開いていて使えることもシティマッパーを見てわかった。

地方都市のマップも使える

ロンドンだけでなく、イギリスでは他にバーミンガム、マンチェスターで利用できる。

利用方法はロンドンと一緒だ。

表示する都市を変更するには

HOME画面から指で右にスワイプすると、設定ページが現れる。

一番上の「London」の横、「Switch City」と書いてあるところをタップ。

そうすると、使える都市一覧がリストで出てくるので、好きな都市を選ぶだけ。

他国のメジャー都市でも使える

イギリスだけではなく、他の国の主要都市でも使える。これは便利。

特に、ヨーロッパの都市はかなりの数対応している。

シティーマッパー対応都市リスト

  • ロンドン
  • バーミンガム
  • マンチェスター
  • ブリュッセル
  • パリ
  • リヨン
  • アムステルダム
  • ケルン
  • ハンブルグ
  • ベルリン
  • コペンハーゲン
  • ストックホルム
  • ミラノ
  • ローマ
  • バルセロナ
  • マドリッド
  • リスボン
  • サンクトペテルブルグ
  • モスクワ
  • モントリオール
  • トロント
  • バンクーバー
  • ボストン
  • ニューヨーク
  • フィラデルフィア
  • ボルチモア
  • シカゴ
  • サンフランシスコ・ベイエリア
  • メキシコシティ
  • サンパウロ
  • 東京
  • ソウル
  • 香港
  • シンガポール
  • メルボルン
  • シドニー

パリやブリュッセルなど、ヨーロッパの都市のマップも少し使ってみたが、電車だけでなくバスにもきちんと対応しているし、Uberとも連携されているし、かなり使える。

マップで見てみると都市ごとにこんなアイコンが。それぞれコスチュームが違って可愛い。

東京版もベータ版が使用可能!

東京のマップも現在開発中で、ベータ版が使えるらしい。

マップでは東京はどんな格好になっているのかな~とアジア圏を覗いてみると…。

オーストラリア(アジアじゃないけど)や韓国もある。それぞれのほほんとした可愛いキャラだ。

ん…?

日本…?

なんかショボい!!

他国に比べてシンプル過ぎない?

ベータ版だから?もっと可愛くしてよ~~。

とりあえず使ってみた

東京は2017年1月時点ではまだ地下鉄と鉄道しか対応していないみたい。

試しに東京駅から上野公園までのルートを検索してみた。(なぜか日本語でいれても上野公園が英語表示になる…。)

おっ、ちゃんとタクシーも出てくるぞ。でも電車の値段は出ないのね。

ベータ版でこれだから、もっとサービスが整えばかなり使えそうかも?


というわけで、東京で使うにはまだ時間がかかりそうだけど、ロンドンではこれほど便利なアプリはない。

またヨーロッパの都市に行く際にも、シティマッパーはかなり役立つこと間違いなしだ。