アムステルダムの魅力:アートと可愛い街並み&マリファナと性風俗が共存する街

2018年11月12日オランダ, 旅行レポ

ユーロスターを使い、ロンドンからアムステルダム旅行に数日間行ってきた。

私にとっては初めてのオランダ。以前から、周りの人が口をそろえて「アムステルダムはいいよ」「大好きな街」と言っていたのを聞いていたが、実際に行って「なるほどね」と思った。今回は、アムステルダム旅行で見てきた面白い物、興味深い物を順次レポしていきたいと思う。

この記事はその目次の役割を果たす。そして、アムステルダムとはどんな街なのか、そしてどこが魅力なのか、個人的に感じたことを書いていきたい。

アムステルダムの魅力

運河沿いに可愛いデザインの家が並ぶ風景

街を歩き回った時の第一印象は、「建物が可愛い」だった。

ほぼ全部が、こんな感じのポップ+シックな建物なのだ。

アムステルダムでは、アイ(IJ…これでアイと読むのだ、びっくり!)湾から細い運河が網目のように街中を流れている。その運河沿いを、細長いコンパクトな建物がずらりと並んでいるのは壮観である。

ロンドンもパリもベルリンもプラハも、大きい川は街中に流れているけれど、ここまであちらこちらに小さな運河が流れているのは、ヨーロッパの都市の中でも珍しいと感じた。
感覚的にはヴェネツィアに近いかな。ゴンドラはないけど。

この愛らしい家のデザインも、他の国にはない。

天気のいい日は、街中の景色は最高。

ちなみに、アムステル川という川もあり、これがアムステルダムという名前の由来となったと言われている。

英語があらゆるところで通じる

オランダ人は、ヨーロッパの中でも英語が得意な国民として名高い。今回旅行してそれを実感した。とにかく、どこでも皆完璧な英語を話す。感覚としては、若い世代は100%OK。上の年代はオランダ語で対応する人もいるけれど、買い物くらいなら問題ない。

特にアムステルダムという都会だから、ということもあるんだろうか。観光施設は当然ながら、魚屋さんなどの小さな個人店でも英語は通じる。ここまで英語が堪能な国は、今まで行った欧州国の中では珍しい。また、だからなのか、ポスターや張り紙、看板なども英語のものの割合が多かったように思う。

ただ、道案内の看板などはオランダ語のことも多いので、行きたい施設のオランダ語の名前を確認しておくといいかも。

街中が綺麗で整然としている

街中はよく清掃されていて、ゴミも少なくとても綺麗。ドイツやオーストリアの都市と同じような感じだ。ロンドンやパリのように汚くはない。電車や駅やトラムも清潔感がある。

旅行していてとても気持ちがいいので、ここも気に入ったポイントの一つ。

システム化が進んでいる:カード社会&便利な交通機関

キャッシュレス化が進んでいる国の一つである。スーパーによっては現金不可のところも一部あるので、現金を使おうと思っている人は注意。逆に言えば、どこでもだいたいはカード払いができる。また、バスやトラムでは現金は使えない。

アムステルダムの見どころである中心部はとても小さく、宿泊場所にもよるが、ほとんどの場所は歩きで十分見て回れる。だが電車やバスやトラムなどの交通機関も発達しているので、寒い日や雨の日は使うのもいいだろう。

電車の切符、バスの切符、という別々のチケットはなく、同一チケットですべての交通機関を利用できる。

交通機関のチケットは基本的に制限時間内に乗り放題、という方式。最少1時間券から、また24時間券、48時間券などの買い方ができる。24時間券などは文字通り24時間有効で、午後1時に初回利用したら、翌日の午後1時まで使えるというものだ。

これは実際に購入した48時間券。価格は12.5ユーロ。24時間券は7.5ユーロ。1時間券が3ユーロなので、使いようによってはかなりお得。今回の旅行は天候が悪い日もあったので、雨を避けるために交通機関を使用。

また、アムステルダムは自転車社会であるらしく、とにかく自転車で移動する人が多いので、道路では少し気をつけないといけない。

観光客向けのレンタサイクルの店もかなりある。

どこの駐車場もこんな状態である。それでもきっちり整然と積み上げている?あたりオランダらしいというか。

アート好きにはたまらない街

数多くの博物館、美術館があり、アート好きにはたまらない街だ。

レンブラント、フェルメール、ゴッホなどのオランダの有名画家の作品を見ることができるアムステルダム国立美術館は必須。

特にこの作品、門外不出のレンブラントの傑作「夜警」は2019年7月より修復が行われることになっており、今のタイミングで行って正解であった。修復中もその様子がネット配信されるらしい。

また、レンブラントの名前がつけられた広場には、この「夜警」の集団が彫刻で再現されており、なかなか面白かった。これらレンブラントと「夜警」にまつわる記事はこちら。

レンブラントが実際に住んでいた家も公開されているので見に行った。

こちらの記事では、国立美術館のその他の絵画作品を紹介。

この記事では、国立美術館で見た絵画以外の面白い展示品を紹介している。

「猫博物館」なんてニッチなところにも行ってしまった。可愛かったので猫好き、動物好きにはおすすめ。

オランダ料理はどんなものがあるのか?美味しいのか?

料理も旅の中では大事な要素。オランダ料理について行った人か具体的な感想を聞くことがあまりなかった。

なぜか皆口を閉ざしてしまうのである。なので、オランダ料理はそんなに美味しくないのかな?と思っていたが実はオランダ料理には美味しいものがたくさんあるということもわかった。フランス料理などとはベクトルが違うけど。

特に激推しの一品は生ニシンのサンドイッチ。詳しくはこちら。

一方で、売春とマリファナが合法というギャップ

オランダでは、他の国では違法なことが多い売春とマリファナが合法という珍しい国だ。

特に風俗街エリアは、「Red Light District」として世界的に有名である。また、この地区周辺にはアダルトショップ、セックスショップも多く軒を連ねている。

このマリファナ店(smokeは普通煙草に使われることが多いが、ここではマリファナも売っている)とセックスショップが隣り合わせになっているこの一角は、こうした文化の一面を象徴している感じがした。

アムステルダムの「飾り窓」性風俗事情

日が暮れると、アムステルダムのキュートな街並みは、ガラリと表情を変える。運河沿いの道や裏路地に客を誘うネオンと、赤いライトが灯りだす。

アムステルダムには、赤いライトをつけたガラス窓ごしに女性が直接客と交渉する「飾り窓」という営業形態の個人風俗店がある。

こうした飾り窓文化を紹介する博物館「Red Light Secret」があるので、そこも行ってきた。レポートとこの文化の詳細についてはこちらの記事をどうぞ。

なぜ「赤いライト」なのか?彼女たちはどう生活しているのか?法律はどうなっているのか?などがわかる。

この博物館は、夜11時まで開いているので焦らず見学できる。

アムステルダムのマリファナ事情

アムステルダムは、正直どこを歩いていてもマリファナの匂いがする(イギリスでも吸っている人が多いので、ロンドンに住んでいるうちに匂いがわかるようになってしまった)。

このような「coffee shop」と書いてあるお店は、店内でマリファナを買ったり吸えるお店だという。これを知らなければ、一見普通の飲食店にしか見えない。

ただの「cafe」や「coffee」とだけ書いてある店だと普通のカフェであることが多いようだ。

このすでに外観からしてラリってそうなお店も、正面の看板には書いていないが、上部のネオンには「coffee shop」とある。とにかく、このコーヒーショップ、中心部の繁華街にはかなりの頻度で出現する。

そして堂々とマリファナ関連の商品を売っているお店もある。カナビスとはマリファナの別名。

マリファナ入りのキャンディーやアイスクリームを売っているお店も、結構な頻度で見かけた。
マリファナを吸う際、煙を吸うのが苦手な人は、こうした飲食物に混ぜて摂取するのだという。ただ消化されるまで(=効くまで)の時間は個人で違ったり波もあるので、効かないなあと思って摂りすぎてしまうと後でものすごいことになってしまったり、ということがあるそうだ。

私はもちろん吸っていない。というか街中の匂いだけで酔いそうになった。