イギリスの郵便番号は日本と大きな違いがあるので、ここではイギリスの郵便番号の見方を紹介するよ。
かなり正確に位置を把握できるイギリスの郵便番号
イギリスの郵便番号(ポストコード)は日本と違って、エリアだけでなく、「〇〇通り」までわかるようになっている。
アルファベットと番号が組み合わさってできている5~7桁のコード。「M1 3NJ」のような感じだ。前半のコードは大まかなエリアを表す。Mならマンチェスター、
オックスフォードならOXというように。番号は1がセンター、番号が大きくなるにつれて郊外になっていく。ロンドンは特殊で、東西南北でE、W、S、Nが割り当てられている。SE(南西)という使い方もする。
この前半のコードだけで、ロンドンなら東西南北どのエリアなのか見当がつくようになっている。
後半のコードはもっと細かいエリアを指している。ポストコードだけでどこの通り上にあるかまで分かってしまう優れたシステムだ。
実際にグーグルマップで検証してみよう
例をあげてみる。日本だと、例えば私の出身は東京都板橋区だが、郵便番号は「174-●●●●」で、「東京都〇〇区△△町」までしかわからない。何丁目なのか何番地なのか、その町のどこらへんに家があるのか、郵便番号だけでは見当はつかない。
だが、イギリスではもっと細かくポストコードが割り振られている。私が以前住んでいた家の近くにある古いパブ、「Wilton’s Music Hall」で試してみよう。
ポストコード「E1 8JB」をマップに入力すると……
「かなり正確な場所(該当する道路や通り)」を表示してくれた。こんな風に、かなりいいところまで目的地がわかるのがイギリスのポストコードだ。
また、イギリスではどんなに小さな通りにも名前がついているので、迷った時は通りの名前を目印にするといい。
もちろん、郵便や宅配を個人の家にきちんと持ってきてもらう時は、家番号や部屋番号を伝えてないと届かないので注意。
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