ドイツのオクトーバーフェストの実態を暴露する
日本でも秋の風物詩と化したオクトーバーフェスト。別名「何かと理由をつけてビールを飲みまくる祭」。
ドイツ人の夫とともに、ミュンヘンのオクトーバーフェスト、マイナーなエアランゲンのフェスト(これは5月だった)に行った私が、当時を回想しながら本場オクトーバーフェストの実情を語るよ!
目次
会場内はちょっとしたテーマパーク
会場内には食べ物の屋台、可愛い雑貨やお菓子を売るお店が立ち並び、一大マーケットが出来上がっている。
2枚目は豚の肉の塊。
見た目は迫力あるけど外がパリパリ、中がジューシーで美味しいよ。
絶叫系のアトラクションやメリーゴーランドなんかもあり、テーマパークのような感じ。
皆伝統衣装のコスプレをしている
こんな感じで。夫はしていなかったが。女の子の衣装が可愛いのよね~~。
店員さんもちゃんと衣装を着ている。
会場につくまでの道中で飲む
夫「フェストの会場に行く前に、団体ならビールを数ダース買うんだ。会場に向かいながら、どれだけ多くのボトルを開けられるか競うんだよ」
私「…その目的は?会場でも飲むんでしょ?」
夫「会場に行く前に酔ったほうが楽しいじゃないか!」
私「ええ……」
ビールは最低1リットル
何十ものビールメーカーが、それぞれの店舗を構えて自分のとこのビールを売っている。
ビールのサイズは基本1種類しかない。1リットルだ。1杯5ユーロくらい。1杯目のビールを買う時に、1リットルマグの値段も上乗せされて15ユーロくらい払う。
会場内ではそのマグを持ち歩いて、なくなったら、また好きなビールをそこに入れてもらうのだ。
マグはお土産に持って帰ってもいいし、返却すればマグ代が返ってくる。
こーんなかわいこちゃんたちも、皆1リットルで乾杯している。ドイツ人すごい。
でもフェストのビールは美味しいんだな!
酔ってくると机の上に乗って踊る
ライブミュージックも会場の至る所で演奏されていて、皆酔ってくるとこのような(↑)机の上に乗って歌って踊る。
酔ってくると吼える
さらに酔ってくると、踊ったり歌ったりするだけでは物足りないのか、吼える人が出てくる。
いかついドイツ語で吼えているのはちょっと迫力がありすぎる。
ビールを飲みながら絶叫系アトラクションに乗る
会場内は遊園地のようになっているので、アトラクションも多数併設されている。
ビールにひと段落したら、平気でこういう絶叫系に乗る。↑には、夫が友達と乗っている。
ただでさえ絶叫系が苦手な私は、簡単に酔ってしまいそうだ。
ドイツ人もベロベロに酔う
ドイツ人は確かにお酒に強い。強いが、ここではたくさんの「泥酔ドイツ人」を見ることができる。
ふらっふらでもう周りに避けられているような人とか、倒れている人とか(放置されている)、そこらじゅうで見る。
夫は5杯(=5リットル)フェストでビールを飲んだ後に、友達とバーに出かけて朝の4時まで飲んで帰ってきた後「いやあ自分があんなに酔っぱらうとは思わなかった。アルコールって後から来るんだね!」とか言っていた。
ちなみに、フェスト会場は11時で閉まる。そこは健全。
と、なかなか驚くこともたくさんあるけど、正直、ビールフェスト、めっちゃくちゃ楽しい。食べ物もビールも美味しいし、お祭り気分を味わいたいならぴったり!