アイルランド旅行:アイリッシュ・ブレックファーストとピクニック

2017年12月6日

アイルランドをバイクで巡る、10日間の「のっぺり旅」をしてきた。

旅の概要についてはまずはこちらを。

宿はB&B(ベッド&ブレックファースト)で、朝食はついているが夕食はついていないタイプの宿なので、昼食と夕食は自分たちで用意する。

今回の旅は、宿が全部人里離れたところで飲食店が周りにないので、夕食をピクニックにし、昼にレストランで地元の料理を食べる、というパターンが定番だった。

ここでは朝食とピクニックの様子を紹介したい。

レストラン情報についてはこちらの記事をどうぞ。

アイリッシュ・ブレックファースト

B&Bで出てくる朝食はほとんどがアイリッシュ・ブレックファースト。イングリッシュ・ブレックファーストとほぼ同じ内容だ。

基本は卵、ベーコン、ソーセージ、トマト、マッシュルーム。イングリッシュ・ブレックファーストにはトマト煮の豆(ビーンズ)がつくが、アイルランド共和国では「私たちはブレックファーストにビーンズはつけないわ」と言われた。

北アイルランド(イギリスの一部)ではビーンズ入りのものが出たのに、アイルランド共和国ではビーンズをつける習慣はないようだった。

食べたくないものは、「抜いてほしい」と言えば抜いてくれるので、自分の好きなようにアレンジできる。

もう1つ、イングリッシュ・ブレックファーストと大きく違う点は、ブラック・プティングがついているということ。

ブラック・プティングは家畜の血が含まれているソーセージのこと。血が入っているということで、人によって好き嫌いが真っ二つに分かれるが、私は好きだ。

血の味はもちろんしない。スパイスとハーブがかなり利いていて、日本人には受け入れられやすい味付けだと感じた。私だけだろうか…。ソーセージというよりハンバーグのような感じ。

小麦粉が含まれているので、ねっとり、もっちりとした食感だ。

ブラック・プティングが苦手な人は、血の入っていない「ホワイト・プティング(上の写真)」というものもあるので試してみてほしい。ホワイト・プティングだけ、またはブラックとホワイト両方とも出してくるという宿も結構あった。

味や食感はブラック・プティングと同じで美味しい。

ブレックファーストはコーヒーまたは紅茶、パン、トーストと一緒に出される。それぞれの宿でカップやお皿のデザインが凝っていて面白い。

朝食をとるダイニングルームには、その他にもオレンジジュース、シリアル、、ヨーグルト、果物などが置いてあり、好きなだけ自由にとることができる。

この写真の宿は一番シリアルバーのラインナップが豪華だった。チーズまである。

バイク旅の定番:ピクニック

この時期(5月~6月)、アイルランドは夜の9時過ぎまで明るいので、外で景色を眺めながらのピクニックも楽しめる。

昼間も、景色の良い場所を見つけたら休憩してちょっと何かをつまんだり、おやつを食べたり。

道中スーパーに寄り、食材を買い込む。

長持ちしやすくかつ火を通さないで食べられるものが基本で、パン、チーズ、サラミやハムなどの肉類、キュウリやトマト、パプリカなど、その時の気分で選ぶ。ポテトサラダやコールスローなども加えたりする。

クリーミーなものや液体状のものは、しっかり密閉されている容器でないとこぼれてしまうので注意。一度鞄の中がクリームチーズだらけになるという惨事が起きた。

夜に宿で食べる場合は、もう移動する必要がないのでビールやワインなども買ってしまう。宿ならお湯も沸かせるので、インスタントスープを買って温かいものを飲めたりもする。

トルティーヤという、ナンのような薄い生地でサンドイッチを作る。コールスローを最初に塗るように乗せ、その上にローストチキンをオン。

イギリスやアイルランドではこういう調理済みのチキンがスライスで売られているので便利だ。

その上に野菜を乗せて巻けば、ロールサンドイッチの出来上がり。好きな具材で作れるし新鮮だし美味しい。材料費も安い。いいことばかりだ。

英語ではこれを「wrap(ラップ)」と呼ぶ。ちなみに食べ物を包んだりするあのラップはイギリスでは「cling film(クリングフィルム)」という。日本式に「ラップ」と言うと、このサンドイッチと間違えられるかもしれない。

しかし、朝は毎日アイリッシュ・ブレックファーストで、ピクニックも毎日していると、毎回パン食だし似たようなメニューでだんだん飽きてくる。

特に私は普段はほぼ毎日日本食を家で作って食べているので、10日間もそんな食事をしていると、「日本食への欲」が膨れ上がってくる。

そんな最終日に大きなスーパーで見つけてしまったこれ。

光の速さで買った、(香港製だけど)日清のシーフードヌードル。これが実はピクニックで一番おいしかったとは言えない…。

数年ぶりに食べたけど「日本らしい味」に感動したね。ずっと日本食を食べずにいてありついたから、余計美味しかったのだと思う。

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