カナリア諸島に5泊6日で行ってきた。
ロンドンから飛行機で約4時間半。ちょっと遠いけれど、さむーいロンドンから、まるで夏のような島国へトリップ。
今回行ったのは、カナリア諸島の中のグラン・カナリアという島。滞在したのはラス・パルマス(Las Palmas)という街だ。
目次
カナリア諸島は冬こそ行くべき場所だ
マリンスポーツが目的でない限り、カナリア諸島、避寒地として最高! と叫びたい。
暖かい! とにかく暖かい!
11月後半なのに日中20℃超え。夜でも18℃とかある。雨もほとんど降らないし、降ってもお天気雨ですぐ止む。
日中は日差しが暑いくらい。ロンドンの冬の曇り空を考えると、本当に恵まれた天気。
航空券が安い
ヨーロッパ住みの人には航空券の安さを強調したい。
オフシーズンだからだろう、航空券がすごく安かった。ロンドンーグラン・カナリア往復で2人で135.92ポンド。1人往復68ポンド。激安。
行かない手はない。
観光客が少ない
どこへ行っても割と空いている。ホテルも、人気のレストランも、予約がとりやすい。
島に行ってまで人ごみにいたくない~というタイプなので、ちょうどよかった。
これね、ハイシーズンの夏に来たらとんでもないことになってるはず。ホテルも飲食店も予約いっぱい、海には人が溢れてる。みたいなことになるだろう。
暖かいので自然散策をじっくりできる
山と海のほか何もないので、ハイキングなどにたっぷり時間を使える。高いところは少し寒いけど、それでも10℃くらいなので、快適に楽しめる。ドライブも気持ちいい。車があれば1日で1周できてしまうくらい、グラン・カナリアは小さい島なので、どこへ行くにも予定がたてやすい。
冬でも、水に足を浸して海岸線を歩けるくらいには暖かいので、ビーチも楽しめる。
自然ではないけど、ビーチには砂場アートがあったりして、海に入らなくてもこれはこれで面白かった。
変わった植物の楽園
グラン・カナリアは「竜血樹」というすごく面白い見た目の木の原産地。
私が見たかった竜血樹は残念ながら見られなかったけど、その代わり不思議な植物をたくさん見てきた。
そこら中に不思議な木やサボテンがある
この木、葉が上に向かっていて、逆クリスマスツリーみたい。なぜこんなことに……不思議だ……。
泊った街の中の建物。サボテンに侵食されていた。道路沿いにも、サボテンはわらわら生えている。
植物園は怪しく楽しい空間だった
無料の植物園にも行ってきた。
ここはおすすめの観光地。変な植物がたくさんあるし、広いので長く楽しめる。
ものすごい根っこを持つ大樹。
竜血樹の一種。でも私の見たかった種類ではなかった。
サボテン……? のような花のような葉。
のたうち回る蛇のようなサボテン。
巨大なサボテンの木。もはや大樹で森のようだった。
根元の拡大図。面白かったのが、根元の方はサボテン的なものは消失して、完全に普通の木みたいになっていること。
木からサボテンに進化している過程のような植物だった。
Viera y Clavijo Botanical Garden
住所:Ctra. del Centro, Km 7, 35017 Las Palmas de Gran Canaria, Las Palmas, Spain
文化はスパニッシュ、料理もスパニッシュ
基本スペイン料理なので、食事は保証できる美味しさ。タパス屋にいけば、安くいろいろな種類の小皿料理を食べられるので楽しい。あとワインは安い&美味しいのでマスト!
さすがワイン文化圏だけあって、このパック入り大容量(1L)のワインが0.6~1ユーロとかいう破格の安さ。
レストランでは、ワインクーラーではなく、このように保冷剤を巻き付けてワインを冷やしておくのが普通みたい。面白いね。
カナリア諸島の食事に関しては別途写真たっぷりの記事をどうぞ。
ラス・パルマス内の興味深い教会について紹介する記事はこちら。
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