昔のイギリス首相の書簡が見られるサイト「UFOと見られるものの正体」

2017年8月26日

たまたま、ネットブラウジングをしていたら、興味深いサイトを見つけてしまった。
なんと、イギリス首相の手紙が見られるサイトにたどり着いてしまったのだ。

イギリス政府が運営する文書アーカイブサイト

イギリス政府が管理しているアーカイブサイトなので、正真正銘本物だ。

そのサイトとはこちら。→The National Archives (英語)
つまり、イギリス版国立公文書館&国会図書館といった感じだろうか。
学術研究、調査などにとても便利な資料集だ。

実際に訪問して、文書を閲覧することも可能。
住所:The National Archives, Kew, Richmond, Surrey, TW9 4DU

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首相関連だけではなく、軍隊、世界大戦に関しての文書、中世や近世の歴史的文書、植民地関連のものなど、あらゆる分野の書類がデジタル化されて保存されている。誰でも閲覧可能だ。

古い書類などはデジタル化されておらず、実際に訪問しないと見れないものもある。

私がたどり着いたページはここ。Records of the Prime Minister’s Office

歴代首相がやり取りしている書簡のアーカイブで、右側のセクションから見たい年代を選択することができる。

ここで首相官邸でやりとりされた手紙のセクションに行った。1844~2001年までとかなりの年数分が収められている。

「空を飛ぶ円盤型の物体について」チャーチルの手紙

その中の1951~1964年までの書類の中に、1952年7月28日付で書かれた、「空飛ぶ円盤について」述べている手紙があった。

当時の首相はかの有名なチャーチル。チャーチルが「Secretary of State for Air(イギリス空軍長官)」に送った手紙だ。

「空飛ぶ円盤とは何なのか?正体は何か?あなたはどう思われるか聞かせてくれ」という手紙。文脈がわからないが、UFOが目撃されたという報告を受けたような文面だ。

「空飛ぶ円盤」の正体を記した手紙

それに対する長官からの返事もある。

「『空飛ぶ円盤』の正体は、以下の事象が原因と考えられます」というようなことが書いてある。

  1. 天文学、気象学上の現象
  2. 飛行機や風船(気球?)、鳥などの飛行物を見間違えた
  3. 錯覚や妄想
  4. でっち上げられた噂

そのあとに、アメリカも同様のものを発見し同じように結論付けていること、当時の政府の科学アドバイザーであった物理学者、チャーウェル氏にもこの結論をお知らせすると書いてある。

その後、チャーウェル氏からも首相あてに「この結論に賛成です」という手紙が届いている。

というわけで、UFOの存在は否定されているのだが、こんなやりとりが行われていたとは面白い。

このファイルはパブリックレコードなので、無料でダウンロードもできる。ただ、画像を使うには教育や個人の研究においてのみと規制があるので、ここではあげられないのが残念。

原文はここから見られる。 黄色で囲われたラインの「This record is available to view with our image viewer. Show images」をクリック。

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