【検証】円ポンド両替にTransferwiseはどのくらいお得なのか?

2017年12月4日

※イギリスにも銀行口座を持っている人向け(口座がイギリスにない人は「円をポンドに替える最善の方法」をどうぞ)

オンライン外貨両替サービスの「Transferwise(トランスファーワイズ)」を数か月前から使いだした。その前はキャッシュパスポートを使っていた。結論からいうと、Transferwise、すっごく便利だしお得。

Transferwiseの仕組み

Transferwiseでは、まずウェブサイト上で両替したい額をオーダーし、指定されたTransferwiseの口座に日本円を自分で振り込む。
そうすると、Transferwiseがポンドに両替して自分のイギリス口座に入れてくれる、という仕組みだ。振り込みにはオンラインバンキングもカード払いも使える。

銀行振替、キャッシュパスポート、Transferwiseを比較してみよう。
各サービスのレートは全部同日、この記事を書いている10月12日のものを調べている。

この記事を書いているときの実際のレートは1円=0.0079ポンド/1ポンド=127円(yahoo ファイナンスより)。

銀行振替

レート

主要銀行のレートをざっと調べてみた。
三菱UFJ、みずほ銀行、三井住友銀行は実レートより高い1ポンド=131円だった。

手数料

だいたいどこも1回につき3000~5000円前後+為替マージン(為替手数料)で1ドル1円(だいたい1%)のようだ。高い!

手数料を3000円として、10万円をポンドに両替すると、740ポンド。為替手数料でさらに1000円分くらい引かれるので、733ポンド。

手続きの迅速さ

銀行にもよるが、楽天銀行だと送金日+1日~3日、三井住友は2~3日、ゆうちょ銀行だと4~6日。
どこでもおおむね最高1週間は見たほうがいい。

キャッシュパスポート

イギリスに口座がなくても、カード一枚で現金を引き出せるシステム。カードはデビットカードのように、店頭でも使える。

レート

だいたい実際のレート+5~10円は見ておきたい。実レートが1ポンド=127円に比べて、ここのレートは133円だ。銀行より高い。キャッシュパスポートのレートはこちら。

振込手数料

入金金額の1%。またイギリスでのATM引き出し手数料は、イギリスでは1回1.5ポンド。

レート、手数料を踏まえて計算してみる。

つまり、1万円両替だと74.43ポンド。
10万円両替だと744.36ポンドになる。

手続きの迅速さ

指定の銀行口座に自分で両替したい金額を振り込む。特にウェブ上で何かする必要はない。振り込んでからだいたい営業日1~2日後。

Transferwise

※ウェブサイト上で簡単に試算ができる。

レート

円→ポンドへの実際のレート1円=0.0079ポンドの時に、ここのレートは手数料込みで1円=0.0075円。

手数料

5万以下だと1回500円の手数料がかかる。5万以上だと1%。

試算では手数料がひかれた後の額(実際に振り込まれる額)が表示される。手数料についてはこちら。

手数料に関しては、5万円以下ならキャッシュパスポートの方がお得。
1万円両替だと、73.78ポンド。これだとキャッシュパスポートより1ポンドほど損する。
だが10万円両替だと、778.86ポンドとなり、キャッシュパスポートより30ポンド以上多くなる。

手続きの迅速さ

ウェブサイトで手続きを申し込んだ後、指定の銀行口座に自分で両替したい金額をオンラインバンキングで振り込む。振り込んでからだいたい営業日1~2日後。

結論:10万円をそれぞれのサービスでポンドに両替すると?

概算で、銀行振替だと733ポンド、キャッシュパスポートだと744.36ポンド、Transferwiseが778.86ポンド。

というわけで、5万円以上両替するならやっぱりTransferwiseが圧倒的にお得だ。
オンラインから全部手続きできるし、登録も簡単。

Transferwise登録時のマイナンバー提示について

今からTransferwiseに登録する人は、マイナンバーを提示しなければならない。
ただ、私はマイナンバー発行前にイギリスに来てしまい、住民票も抜いているので、マイナンバーを持っていない(今のところ、住民票を抜いている海外在住者にはマイナンバーは発行されないことになっているようだ)。

その際、Transferwiseが用意した海外在住証明という書類にサインしてスキャンし、メール添付でカスタマーサービスに送ると、マイナンバーがなくても登録できた。
1回目の送金の時に、サイト上で指示が出るはずなのでそれに従えば簡単にできる。

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