必見!イギリスの美術館で日本の美術館と違う5つのこと

2017年12月6日

イギリスは美術館・博物館大国だ。

美術館に行くことが日常に浸透している国なので、美術館・博物館絡みのイベントも数多くある。

日本とは違ったルールやシステムがあるので、イギリスに来る人が戸惑わないように、日本の美術館と違う点を5つ紹介する。

ほとんどの美術館で常設展が無料

これは本当にイギリスのいいところ。無料でほとんどの美術館に入れて常設展が見られる。

常設展のみだと侮るなかれ。イギリスでは常設展こそがメインだっ!!!

大英博物館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、V&A美術館、自然史博物館など、大量の質の高い作品を見られるのはすごい。

大英博物館のルーム1番目、「King’s Library」と呼ばれる美しい大部屋の見どころを紹介する記事を以前書いたけれど、ここももちろん無料で入れる。

中には募金箱もあるので、寄付することもできる。

企画展や特別展は有料のものもある。有料の展示はだいたい15ポンド前後と、日本より高い。
もちろんクオリティはとても高い。

こちらの記事で、どの美術館が無料なのか、エリアごとにリストにしていますので参考にしてください。

有料展示のチケットに寄付金が課されている

有料展示に入る際、ほとんどの美術館で、チケットの値段が「donation(寄付金)込み」「donationなし」で分かれている。これは日本にはないシステムだ。

カウンターでチケットを買う際に、「寄付金込みのチケットですか?」と訊かれることもある。もちろん、なしで買ってもまったく問題ない。私はいつもそうだ。

カウンターで買うのがちょっと気後れする人は、行く時間が決まっていれば美術館の公式サイトでもオンラインで事前にチケットが買える。オンラインでも寄付金あり/なしが選べる。

「寄付金あり/なし」でわかれていない場合は、寄付金なし、ということだ。

館内マップが有料

日本人にとってはちょっと驚くかもしれないのが、館内マップが有料である美術館があること。

大英博物館や、ナショナル・ギャラリー、V&A美術館など主要な美術館では館内マップが有料だ。大英博物館、V&Aは正確に言うと寄付なので、払わなくてももらえるけれど。

値段はひとつ1~2ポンドくらいなので、「入場はタダだしこれくらい払うのは構わない!」という人は買うor 寄付したほうがいい。ロンドンの美術館はどこも広いからだ。観光の思い出にもなるかもね。

ただ、どの美術館もマップパネルが色々なところに置いてあるので、それを見ながら歩くのでも十分だ。

展示品写真撮影OK 

展示品は撮影OKの場所が多い。メモをとったり、座り込んで模写をするのもOKと、かなり自由度が高い。

実際、ナショナル・ギャラリーにいくと、キャンバスを置いて座り込み、油絵の模写やスケッチをしている人(時には団体)も見る。

ただ、そんな美術館でも、有料展は写真NGなところが多い。

また、日本だと美術館内でメモをとるのに鉛筆ならOKでペンはNG(汚れが会場内についても鉛筆だと消せるからという理由)だが、イギリスではそうした決まりはない。

館内で夜お酒が飲めるイベントがある

これは楽しいイベントだ。美術館・博物館によっては、定期的に「museum late」という、6時以降の遅い時間帯にイベントをやっているところがある。入場は無料。

中では仮設のバーカウンターが登場し、ビールやワイン、カクテル、軽食が購入できる。美術館によってはドリンクを片手に展示を回ることもできるのだ。

中では通常の展示に加えて、ワークショップやレクチャー、またDJが出てきて簡易ディスコが作られていたりもする。
上の写真は、ロンドン科学博物館のレイトオープンの時のDJ。皆ノリノリである。

美術館によって・季節のイベントによって、開催される内容・日時は異なる。
定期的にレイトイベントを開催しているのは、科学博物館が毎月最終週の水曜日、ロンドン自然史博物館が毎月最終週の金曜日。かなり楽しいのでおすすめ。

多くの美術館が、金曜日など決まった曜日に夜長めに開館しているが、これは普通の展示でイベントではない。

「美術館の名前+late event」などで検索すると、レイトイベントが見つけやすい。

夜間開館している美術館・博物館も曜日ごとにまとめたので、参考にどうぞ。

その他イギリスの美術館記事はこちら。