英語を使って過ごしていると夢も英語になる?

2017年8月12日海外生活全般, ロンドン・イギリス生活, 英語

イギリスに来て2年半、普段基本英語で生活しているのだが、英語で過ごすことが長くなると、無意識の部分にも英語が出てくるようになる。

日本語を使う頻度

私が日本語を使う頻度はそれなりにある。主に「読み書き」方面で。

読み書き

文章を書くのが仕事なので、基本毎日、日本語を書いている。普通の在英日本人より日本語を読み書きする頻度は多いだろうと思う。日本の友人とよくラインもしている。

日本語のニュースやウェブサイトも読むし、本やマンガも読む。文章力やカンを衰えさせないために、少し意識して読んでいるところもある。

なぜなら、使っていないと母国語であっても衰えることは確実だからだ。

会話

一方で、会話はほとんど英語だ。
日ごろ一番話すのはドイツ人の夫(英語で会話)。非日本人の友達と遊ぶとき、買い物、病院、公共施設など当然だが英語だ。

日本語は日本人の友達と会うときしか使わない。その機会もそんなに多くはない。仕事は家でフリーランスなので、仕事に関して生の人間と会話することはほぼない。

ただ、読み書きで日本語は毎日触れているので、「私よく日本語使ってるなあ」という実感はある。

それでも、だんだん日本語を「喋る」のが下手になってくる。

会話で日本語が出てこない

読み書きと会話では、使う脳みその部分が違うのだと思う。文章はすらすら書けても、会話となると適切な単語が出てこなかったりする。まず英単語が出てきてしまうのだ(単語にもよる。病名や難しい言葉など英語で聞きなれない単語は、もちろん日本語の方が先に出てくる)。

おそらく、文章を書くときはある程度頭の中で考える時間がとれるけれど、会話は瞬発力を要求されるので、きちんと言葉が出てこないのだ。

たぶん海外に住む日本人の多くに起きる現象だと思う。
そのため在英邦人同士の会話は、バリバリのルー語会話になっていることがよくある。その方が早いし、通じるからだ。意識高い系のIT社長に張り合えるかもしれない。いやここまでではないはずだけど。

日本から来た人や日本に帰国して人と話すときは、ルー語にならないように気を付けている。感じが悪いと思われることもあるからだ。自分も昔、やたら横文字を多用する人にイラっとしていた。

夢は英語と日本語が混ざる

これは渡英してわりとすぐから始まった現象。オール英語の時もあれば、英語と日本語交じり、たまに日本語だけの夢とバラバラだ。

夢では、日本語でしか話したことのない日本にいる友達が英語でベラベラしゃべっていたりするから、もう私の脳も混乱しているのだろう。脳みそとはつくづく大変な役割である。

寝言も最近は英語で言うようになったらしい。

英語で書かれたものが日本語として記憶される

これは他の人もそうなのか、わからない。

何かというと、例えば街かどで「KEEP OUT(立ち入り禁止)」と書かれた看板を見たとする。「へーここ立ち入り禁止になってる」とかぼーっと思いながら通り過ぎる。

後で人に「●●の先が立ち入り禁止になってたよ」などと話している時に、その光景を思い出すのだが、記憶の中で「KEEP OUT」の部分が「立ち入り禁止」と日本語になって出てくるのだ。

だが、英語の本などが日本語で記憶されたりはしない。
たぶん意識せずに認識できるくらい馴染んだ単語とか、日常的な単語だと日本語との境がなくなるのかもしれない。これは面白い現象だ。

これからさらに海外生活が長くなると、また変化が生じるのかもしれない。興味深いような、怖いような。