私が情報断捨離をはじめた理由

2017年12月4日

「海外に住むとミニマリストになる」という記事を以前書いたけれど、ここ数年、イギリスに来るよりも前から、何となく気になっているのが「情報断捨離」。

昔の私は、情報を詰め込むのが好きだった。

なるべく沢山本を読んで、ウェブサイトを見て、手に入れた情報や書類、サイトのリンクなんかを全部Evernoteに詰め込んで、いつでも引き出せるようにしていた。でもこれには問題点があった。

自分が何を持っているのか結局思い出せない

クラウドの容量は相当大きくても、脳のメモリーは限られている。私の脳の容量は悲しいかな、グーグルドライブやEvernoteよりかなり小さいらしい。どんなに詰め込んでも、「そうだ、クラウドにあるあの情報を探そう」と思い出して探す日は来ない。

今使っている家電の説明書のPDFや、給料明細のスキャンは必要だろう。でも、二度と見ることのない膨大な名刺のスキャンや、今使ってないサービスや物の規約書や説明書なんか、取っておいてどうするんだろう。本当に使うもの、必要なものだけ残しておくことにした。

クラウドも容量を課金して増やすこともしなくていいし、膨大すぎる情報の中で検索にいちいち時間をかけなくていい。

情報にフォーカスできない

情報を追えば追うほど、詰め込めば詰め込むほど、情報を得るのではなく逃しているような感じを覚えた。脳の中で情報が氾濫して、自分の身にはならないのだ。

上でも書いたように、私の脳みそは沢山の情報を一気に覚え込めるような高性能ではない。もちろん、そうであればそれにこしたことはないけれど。

自分はマルチタスクだと思っていたら違った

私は以前自分のことをマルチタスクな人間だと思っていた。気になったことが色々あって、あれも後で調べよう、これも調べよう、とメモする習慣がある。
メモしたことを調べているうちにまた違うことが気になる。検索する。ブラウザのタブが無限に増える。時間切れがくる又は疲れてしまいどうでもよくなる。などがよくあるパターンだ。

それで結局、マルチタスクどころか、やろうと思っていたことは中途半端に終わるだけだった。

そもそも、マルチタスクに向いている人は2%しかいないらしい。こんな記事を見つけた。
Only 2% of People Can Multitask Successfully

アメリカ・ユタ大学の実験で、98%の人がマルチタスクをできていないという結果が出たという。
マルチタスクを続けていると、生産性が最大40%も落ちたり、IQが低下する危険性もあるとか。

私はこの2%の中には入っていないという自覚がある。だって実際成果をあげられていないもの。

マルチタスクからモノタスクへ

時にはメモすら後で見るのを忘れてしまうこともある。ならばその時気になったことをその場で一つ調べる方が、トータルでは結局多くのことを得れていたりする。

一つのことに注意力を絞る「モノタスク」の方が、結果的に効率がいい気がするので、だんだん自分の姿勢をマルチタスクからモノタスクへと変化させようとしている。

ただ、マルチタスクの習慣は恐ろしく協力で、マルチタスクをしてきたせいで一つのものに集中することが難しくなっている自分に気が付いて戦慄している。←今ここ

 


ちなみに「断捨離する」は英語でdeclutterという。海外の断捨離本を探したければ、アマゾンで「declutter」のキーワードで探すと出てくる。

断捨離

Posted by Sara